書籍編集者 城村典子のブログ

ちょっと待って、その自費出版

 

1 契約の前に確認しておきたいこと

2 大事な担当者との信頼関係

3 素敵な出版体験を!

 

水を差す気は全くありません。

「出版」は、とってもエキサイティングな、人生が変わるイベント。

ですが、影響力が大きいからこそ、失敗しちゃうと「がっかり度合い」も高い。

 

だから、ちょっとだけこの記事を読んでくれたら嬉しいなと思います。

なぜなら、自費出版は自由度が高いのでコツがいるからです

 

参考:「自費出版で成功する人、失敗する人」

自費出版で成功する人、失敗する人

 

1 契約の前に確認しておきたいこと

自費出版の契約(申し込み)をする際に、以下の点が

自分の注文するイメージと合っているかを確認しましょう

A 本の仕様
大きさ、ページ数、色数、カバーがあるのか、カバーは何色か

などなど

B 発行部数、受け取り部数、市場で売るのか、どのくらい売るのか
最初からその数が決まっているのか  などなど

C 発売時期

D 原稿は誰が書くのか、原稿に対してはどのくらい手を入れるのか
その手を入れる方針は?
直してくれる? 著者の原稿を尊重する?

E 編集・制作は著者の注文は聞いてくれるの?

F 印税はあるの? 発売は何年するの? 増刷はするの?

 

というような契約の内容も

しっかり、最初から決まっているのか、作っていくうちに決まるのか

発注する著者は、はっきり決めたいのか

などを、意識化しておくといいと思います。

 

自費出版の考え方も、出版社によって様々です。

A社はこうだったのに、B社はそうでないというのは

普通にあります。

なので、契約・申し込みの前にその出版社なり、印刷所の方針を

よく理解する必要があると思います。

 

作りながら決めるということであれば、

制作中もいいコミュニケーションを取りながら制作する

ということなのかと思います。

後から揉めないように、しっかり決めておきましょう。

2 大事な担当者との信頼関係

そうなってくると、その自費出版の会社の担当者との信頼関係は

この会社で自費出版をする、を決意するに際しては、重要なポイントです。

ぜひ、不安に思っている点、気になる点は質問をしてみましょう。

 

その対応で、その担当者の方針や思想、知識が見えます。

また、その会社の思想も見えてくるところがあるでしょう。

 

これは、どの会社がいい悪いではなく

依頼をする本人が、納得した判断をするということで重要です。

制作に入ってからのシミュレーション、どんな工程で作っていくのか

なども、聞いてみるといいかもしれません。

 

3 素敵な出版体験を!

私は、「自著を出版する」ということは

とても、偉大で、尊敬すべきことだと思っています。

私たちは先人が築き上げた文化の資産の上に今を生きています。

今でも、毎日あらゆる分野で発見があります。

医療や、化学や、地理、歴史や、宇宙、生物、数学・・・・・。

それらを支えているのは、歴史上の偉大な人物だけではありません。

一人一人の人の関心や、興味、発見があった積み重ねの上にあります。

 

その一人一人が、どんどん社会と繋がる時代。

ますます、書籍を刊行する行為は、新しい時代に必要な行為だと思っています。

とても、知的で、人間らしく、喜びに満ちた活動です。

私は、本を出したい人を応援します。

 

ここまで読んでいただいて、

出版するなら自費出版しかないと思っている方、

自費出版も、少しでも工夫して楽しく本を出してみたいと思っている方

ぜひ、城村に相談をしてみてください。

商業出版の可能性もあるかもしれません。

もっとクオリティを重視した作り方もあるかもしれません。

 

どうぞ、本を出す生活を楽しみましょう。

出版についてのご相談お伺いします。

初回無料。お問い合わせください。

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