書籍編集者 城村典子のブログ

「商業出版の出版社って、どんな出版社?」

1 商業出版したい! と思ったら出版社探し?

2 商業出版社で本を出すってワクワクしませんか?

3 出版社はどうやってつくる本を決めている?

4 自分に合った出版社は?

5 誰でもデビュー前がある

1 商業出版したい! と思ったら出版社探し?

商業出版の出版社にはどんな出版社があるでしょう?

私は、「出版エージェント」という仕事をしています。
著者(作家)と出版社を、繋げる仕事です。

でも、一般的にはあまり知られていないと思います。

就職する時に、直接会社に申し込むのか、
就職を斡旋する会社を入れるのかという違い。

また、結婚するのに直接相手を見つけるのか
紹介会社を挟むのか。

ディテールはそれぞれ違いますが、
大雑把にいうと、そんな違いです。

ただ、一般的には、この中間で仕事をする人のことは
あまり知られていませんし、

中間に入る人がいたとしても、
最終的には、出版社で本が刊行されるので
商業出版を考えるのであれば
出版社のことがわかっておく必要があります。

私は、長く出版業界にいて、
現在、40社ほどの出版社さんと
日々、やりとりをさせていただいています。

今は、出版社に勤める編集者ではありませんが、
感覚のルーツは、そこにあるように思います。

日本には、現在3000社あまりの出版社があります。
例えば、
KADOKAWA、講談社、宝島社、学研プラス、小学館、集英社、
PHP研究所、河出書房新社、新潮社、岩波書店、双葉社、
文藝春秋、朝日新聞出版、主婦の友社、ポプラ社、昭文社、
日経B P社、中央公論新社、徳間書店、光文社、幻冬舎、
などなど

馴染みのある大きな出版社もありますが、
大きな出版社はごく一部で、
一方、90%以上は専門の小さな出版社です。

出版社側からすると、
あまり「商業出版」「自費出版」という言葉の分け方は、
馴染みがないように感じます。

一部の「自費出版」専門の出版社以外は、
ほとんど「商業出版」をベースにしています。

著者との関係性の中で、
著者の方にも一部買取をしていただいたりするのは
専門出版社ではごく自然のことのように感じます。

この記事をお読みの方が、
すでに専門分野を持っていらっしゃったりすると
その筋で有名な出版社が、それぞれあるかもしれません。

例えば、
歯科医関連では「医歯薬出版株式会社」
日本の伝統の文化などを刊行している「里文出版」
繊維の専門では、「シーエムシー出版」

など、専門研究している方々の中で、
著名な出版社も少なくありません。

2 商業出版社で本を出すってワクワクしませんか?

おそらく、人生の中で本を一回も読んだことがないという人は
いないでしょう。

小さい頃は絵本、学校に入ったら少なくとも教科書は読む。
漫画雑誌やコミックにハマった人も多いかと思います。
ワクワク、ドキドキを、本からもらいました。

その本を作っている出版社から、自分の本が刊行されるというのは、
とってもエキサイティングなことですよね。

この記事を読んでくださってる方は
本の刊行を考えている方? 初めてかもしれないし、
すでに、何冊も出している方もいるかもしれません。

本を出版社から刊行するというのは、何冊目であっても
とても、感動的なことです。

3 出版を考えた時にまず起こす行動は?

本を刊行するには、「出版社の編集者」との出会いが不可欠です。

出版社も一般企業ですから、「予算」があります。
出版社の予算は、「本の生産」の数字がノルマとなります。

ちゃんとお伝えすると
作っただけでは、当然それで食べていけず、
作った本が「売れる」ことにならないと売上は立たないわけです。

なので「売れる本を企画する」のが編集者の仕事です。
だから編集者は、いつも「売れる本」は何かを必死に考えています。

そこに、自分が考えているような「いい売れる本の企画」と出会えれば
編集者は「ぜひ本を作ってください」ということになります。

4 自分に合った出版社は?

1でもお伝えしましたが、
出版社には、色々なジャンルがあります。

総合出版社と言われる、講談社、集英社、学研、などでも、
得意不得意はあります。

例えば、ざっくりお伝えすると
「講談社」では「五体不満足」の大ヒットなどに象徴するように
ノンフィクション系の書籍が得意です。

「日経BP社」は、想像通り、経済書、ビジネス書
と言ったように
自分の企画・原稿は、どこの出版社にマッチしているかは、
研究の価値があります、

自分ごとの出来事から、出版業界を探求すると身につきやすい。
著者・作家を狙う際には、必要な勉強です。

では、どんな風に出会ったらいいか。
ここはとっても壁が高く厚いと感じます。

もちろん、持ち込みで原稿を送るとか、企画を送るという方法も
古典的にあります。

しかし、公募をしていない出版社であれば
その送付された企画や原稿に対して、返事をする義務はありません。

センミツ(1000分の3の確率)という人もいます。
それは997回の無視かお断りを覚悟するということです。

冒頭、私が「出版エージェント」を仕事としているとお伝えしましたが、
なぜ、この仕事をしているかというと

多くの著者が
出版社と良い出会いの場が持てていないことを痛感するから
というのも大きな要因です。

5 誰でもデビュー前がある

私は、出版社の編集者時代から、
処女作をご一緒させていただく機会を多々経験しました。
これは、本当に編集者冥利につきます。

デビュー前、無名時代からご一緒して、
みなさん、どんどん著名な著者になっていきます。

でも、デビュー前からお付き合いしているから、
恩師のように扱ってくださったり
私のことを「先生」と呼んでくださったりします。

私を立ててくださることはさておき、
そういう著名な先生方と一緒に、
クリエイティブな話ができるのはとても楽しいことです。

でも、その経験から思うのは、
この記事を読まれている方が、デビュー前だったとして、
まだ、本を出すなんてとんでもないと思っていたとしても
そんなことは当たり前だから、全く心配しないで!

ということです。

子どもができてからお父さんになる、お母さんになるように、
著者も、処女作を出して、本を出しながら、著者になるのだと思います。

 

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