書籍編集者 城村典子のブログ

出版企画書を作成するときはどこに気をつければ良い!?<その6>

編集者に「会いたい!」と思わせるには?

「2.出版企画書の書き方のコツ教えます」では、
「編集者に出版したい!」と思わせることが大事という話をしました。
では、実際に編集者が「会いたい!」と思う企画書とはどんなものなのか?
現役の書籍編集者がアドバイス致します。

編集者が「出版したい!」と思う本とは?

1.多くの人が興味・関心を示すであろう本

全国の書店に流通するのだから、より多くの人に読んでもらいたいのは編集者も一緒。
たくさんの読者の元に担当書籍が届くことを心から願っています。
しかし、だからといって、「すべての人に読んでもらおう」とターゲットを無限大に広げていくのはNG。
本は100万部を突破すれば大ヒット。一般的なビジネス書であれば、10万部を超えれば大ベストセラーです。
日本の人口が約1億3千万人として、1億3千万人のうちの10万人。1300人に1人の心に響けば十分ということ。
そう考えると、読者ターゲットを広げすぎるのも考え物ということが分かりますよね。

2.新しい価値観を提供してくれる本

書籍は一つの流行を生み出してくれます。
例えば、「断捨離」や「草食系」といった今や一般用語となった流行語も、雑誌や書籍が発信元でした。
時代に合った、新たな価値観を提供してくれる本には多くの読者が「情報を知りたい!」と飛びつきます。
しかし“新しい価値観”だからといって、既存に全くないものは要注意。
“新しすぎる価値観”は奇抜すぎて、読者に容易に受け入れられない傾向があります。
目新しいけれども少し考えれば納得できる。
既存のものをアレンジしたぐらいの価値観がちょうど良いです。

3.あなたにしか出版できない本

書店には毎日約200冊の新刊が配布されています。
それ以外にも、棚には既に何千、何万冊もの本が並んでいます。
ネット書店になると、その数はさらに膨大になるでしょう。
これだけの本が世の中にはあるのです。
当然、類書もごまんとあります。
その中で、読者に選んでもらうにはどうすれば良いか?
方法は色々ありますが、その一つが「その著者でしか書けない本を出版する」ことだと思います。
例えば、お医者さんはたくさんいます。
しかし、農家から転職してお医者さんになった、なんていう経歴がある人はかなり少ないですよね。
このような方法で、あなたにしかない、自分だけの強みを見つけてほしいです。
自分の強みを見つけ出すことで、世界で唯一あなたにしか書けない本を出版することができるでしょう。

編集者は著者の可能性を信じている!

編集者に「会ってみたい!」と思ってもらえる企画書は分かりましたか?
私は、誰でも著者になれると思っています。
一見、平凡にみえても、あなたの人生はあなただけのもの。
あなたの経歴や思いを丁寧にひもといていけば、あなただけの輝きが必ず見つかるはず。
その輝きを出版企画書にしたためれば、あなたの可能性に賭けてくれる編集者が現れることでしょう。

 

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