書籍編集者 城村典子のブログ

著者になることを時代が後押ししている 〈著者になろう2〉

本日のテーマは

〜著者になることを時代が後押ししている〜

です。

出版業界は、右肩下がり?

私は、学校を卒業してすぐに、仕事をした会社は
「講談社」という出版社でした。

当時は、私の所属する部署では
1冊4万円ほどもするお茶の道具の写真集や
イラストレーターのイラスト集など
今では、めっきり少なくなった
定価の高い大判の豪華本をつくっていました。

 

私は、使いっ走りで
朝は、埼玉の方の書家の先生のところにおつかい
お昼に、表参道のデザイナーへお使い
午後は、銀座の撮影のアシスタント
は、新宿での打ち合わせの助手

というように、都内を中心にずっと移動していました。

 

私が直接経費を使うことはありませんでしたが
仕事を通じて、今とは、感覚が違いました。

部署の部長は

「昔は、出版社も景気がよかった」

と、飲みの席になると、20代の私をつかまえ、
当時ですら言っていました。

 

今から、もう20年以上前のことです。

その後、出版業界全体が「上がっていく」という傾向に
あったことがありません
(もちろん、個々の出版社はまた別ですが)

著者にはチャンス?

現状、業界の売上規模は、下がっていて
出版点数は増えている

単純にいうと、
本、一点あたりの売り上げる力が弱っている
ということは言えますが、

これは単純に、業界が縮小しているということ以外にも
影響があると思います。

それだけ、人々の、ニーズが多様になっている。
ネットなどで、情報もつかみやすくなり、
各々のライフスタイルも様々
好みも様々

個人がそれぞれの価値観を持っている

つまり、マジョリティーが読む本
マジョリティーの好みもの
というのが、少なくなってきている
ということかと思います。

このことは、新人の著者には、ある種チャンスです。

芸能人なども
昔は、往年の大女優、原節子に代表されるように
スターは、日常の人間ではなない、くらいにスターで
身近な存在ではなかった。

今は、身近な存在が、スターになっている。
AKBに代表されるように、
自分たちでアイドルをつくる現象もあり、
一般人と芸能人が近くなっているようです

本も、大作家、大著者だけでははない
著者にとって、自分が一生かかっても到達できない著者ではなく
頑張ったらめざせる著者の声を聞きたい

という傾向もでています。

 

出版社も新人著者に出会いたい

また、
出版社の方も
出版点数を出さないと、予算が到達できないという実態があります。

と考えると
自分たちで、著者を探すのは、もちろんやるとしても
著者の方からの企画も
条件がそろえば、ぜひやりたい

という状況になっています。

その傾向は
本を売る現場にもあり
昔は、著者は書く人、売るのは出版社
という時代で

むしろ、
著者が、販売に手をだすのを
いやがる傾向すらあったりしましたが、

今は、積極的に歓迎する出版社がほとんどです
(もちろん、内容は打ち合わせが重要ですが)
著者が、
「しっかり、自分の主張や、論をもち
ファンもいて、自分も売り伸ばしに協力する」
ということは、

著名人という人にまで、名前が知れ渡らなくても
自分の努力次第で可能になります。

今のこの時代は
むしろ、これから、著者の時代と言って
過言ではないと思います。

時代は、まさしく
「著者を待っている」ということだと思います

 

まとめ

著者になる決意はいつする?

 

答えは、「今」です。

著者になるには
ものすごい実績や、経験があるということより、
逆に、自分の経験を、読者に伝える際に
読者が手に取りたくなることは何か、
が大事。

よく、優等生に、優秀な歴史が列記された企画書を時折
見ますが
ただ、すごいことが並んでいてもあまり魅力的ではなありません。

「だからなに?」ということになってしまいます。

それより
「この経験から、このことを語る」
この流れ、文脈がおもしろい、経緯がおもしろい

が大事です。

著者になるためのスタートは、
まず、今時点の自分を知ること。

今時点の自分の経験から何を語れるか、
何を語りたいか

それを、まず、考える必要があります。

これを考えて
類書などを調査すると
まだ、自分は、ここが足りない
というところが見えてくると思います。

そのときに、足りないことを落ち込んではいけません。
足りなければ、埋めればいいのです。

すごい偉業を成しとげてから
著者になることを考える
と思ったら、

「すごいことって何?
その基準は何なのか」となります。

結果的に、すごいことを成し遂げてから
という決意になるにしても
最初に、著者になることを考えるのが
私から言わせれば先です。

時期は、あとから選べばいいのです。
相手もあり、すぐにご縁も来ません。

先に、著者になることを決め、
それから、足りないと思うところを補っていく。
その方が、著者になることは早い。

何かを成し遂げてから著者になるとしたら
そこから、また準備をして
相手の出版社もある。

それより、コツコツと、著者になる準備を
日頃からすれば、仕事も発展するし
継続して、著者になるために活動することで
ご縁も広がります。

著者になる決意は、1日も早い方がよい。
と私は考えています。

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