書籍編集者 城村典子のブログ

商業出版をする意義ってなんだろう?

出版をする意義ってなんだろう?ってお考えの方は

こちらの記事をぜひ、お読みください。

 

なぜ、「出版」を目指すのか。どうして、自著の出版を続けるのか。

決して、私が、水を指したいわけではありません。
でも、改めて、出版の意義について、考えてみたいと思います。

なぜ自分は、本を出そうと考えているのか。

その情熱はどこから来るのか、

そして、
その情熱を人に伝えるためのワークをして見える自分が生まれた意味

今日は、そんな話をしたいと思います

 

「本を書きたい、残したい」は、人として自然な本能

本の歴史をさかのぼると、文字の歴史にも関連して、
古くは「壁画」の時代にたどりつきます。

そもそも、壁画はなんであったか。

言葉でコミュニケーションを取れているのに、壁画に残すことで、
書いた本人がそこにいなくても、誰かに伝わる。

つまり、
時間や、時代をも超えて、伝達できるわけです。

壁画は、移動できませんが、
本という形になることで、時間や時代を超えるだけでなく、
距離も超えます。

今は、インターネットがありますが、
本は、時空を超えた伝達手段として画期的なものだったし、
今でもそうなのです。

では、なんで、残そうとするのか、伝えようとするのか。

壁画などをみていると

「どこに獲物がいる」とか

「この植物は食べてはいけない」

「天変地異が起こった様子」

「儀式の様子」とか

先人として、「後世に伝えたい、伝えなくてはいけない」
という欲求からのように思います。

なので、「本を書く」というのは、
むしろ、書くことの方が、先人としての務め。

人間として、正しい欲求なのではないかと思います。

みな、先人からの文化の伝承で今があるわけです。
後世に残すことは、むしろ一人一人の義務なのでは?

と、私は思ったりします。

それなのに、人は

「自分なんかまだ早い」とか
「自分なんて、言えることがない」とか

責任を放棄しようとします。

もっと、「書けるか書けないか」なんて関係なく
「書く必要がある」ということだと思います。

だから、
「本を書きたい、出版したい」の自分の欲求を
どうぞ、大事にしてください

 

 本を出そうと考えると、自分が生きている意味がわかる

「本を出そう」と思った時に邪魔するもの

「あなたの言いたことは、読者の知りたいことじゃない」

「あなたの企画では、企画が通らない」

そんな言葉に惑わされてはいけません。

そんなのは、当初、当たり前の話です。

 

イチローだって、最初は、ボールの投げ方、バットの振り方から習ったはずです。

偉大な経営者だって、失敗の連続
今、ベストセラー著者である方々も、最初は当然、出版の知識は0です。

当たり前に、必要な学びはすればいい。

それより
「自分が発信したいことは何か」
「なぜ、自分はその思いを持っているのか」
「どういう読者をどんな風に助けるのか」

を考え続けることが大事です。

それが、企画を考えるということですが、
私と、一緒に取り組んでいる著者の方々は、考え続けることで

「自分が生まれた意味がわかった」

「自分がやるべき使命がわかった」

という人が、どんどん出てきます。

本を企画することによって
企画会議の採用を狙うために企画を磨くことで
自分の存在意義の本質を発見することになります。

 

 本を出す、経験が大事

本を出版すると人生が変わるという人がいます。
でも、これは、「出版」が変えてくれるのではなく。

「出版」に至る自分の行動が、人生を変えるのだと思います。
事実、何冊も出版したが、人生に何の変化もないという人や
出版したことで、返ってマイナスになったという人もいます。

「出版」が人生を変えてくれるのではなく
「出版」に取り組んだ、「あなたの行動が、人生を変える」のだと思います。

 

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