「幸せの探し方: 「ありがとう」の言葉でつくる幸せな毎日」
ハートカウンセラーkokko
デザインエッグ社
https://www.amazon.co.jp/dp/4815015015/
私が主宰するエッセイサロン「ふみサロ」で
課題図書にも取り上げました。
このエッセイ教室は、取り合える課題図書から、
インスパイアされた感覚をエッセイにする
という形式です。
この、出てくる本からの波動なのか、
反応が、すごく面白いのです。
例えば、「自衛隊防災BOOK」の回などでは、
戦争に対する話、防衛に対する話、
政治の話。
一方、災害に対する話や、楽団の話、
自衛隊員と消防隊員の比較の話など
エッセイなので、メンバーの身近な出来事に
絡めた作品なのですが、
それぞれの価値観が多様に現れて、
めちゃくちゃ面白い。
かつ、ある回では、自分の学生時代の
ダークな話の自己開示
ヒリヒリするような体験を
作品にする人が多い会など、
本当に、下手な映画に行くより
数倍面白い。
で、この
「幸せの探し方: 「ありがとう」の言葉でつくる幸せな毎日」は、メンバーからの作品が、本当にほっこりしていて、心がすごく温まる。
プラス、時には、自分の経験と重ねて涙するような作品が多く、改めて本の力がすごいなあと改めて思いました。
この感動には、理由があります。
「ありがとう」の気持ちを大切にしなさい。
って正面から言われることは
「だから何?」とか人によっては、時には
なんであなたからそんなこと言われなきゃ
いけないの?
という反発をかうこともあるかもしれません。
なので正論を伝えるって案外難しい。
それが、ここだけ「ありがとう」にまつわる
エッセイが出てくるのは、メンバーの
表現力の高さです。
『正面きって「ありがとう」は心にいい』
という主張ではなく
ありがとういうなんて、とんでもないという
自分が事件に遭って、言えるようになった。
とか
「とても辛い目にあったときに。助けてくれたありがたさにありがとうの言葉の重さを知った」
とか相手に感動を伝えるための技術があるのです。
でも、これも、技術だけでは伝わらないのも面白いところルーツになる感動・情動があるから、技術が向上します。
ちなみに、私は、生まれた時から、「自分のわがままを通すにはどうしたらいいか」だけを考えて生きてきたような動物です。
決して、周りの人を傷つけたり、攻撃したりしたいとは思っていません。いたずらとかは苦手です。
自分がどう活動してるかが大事なので、
他者への関心が薄いのです。
しかし、関心が薄いが故に、他者に迷惑をかけてることが多々あります。
家族などには、本当に、本当に、迷惑のかけどうし。スタッフにも同様です。
気がつくと、一人で台風のようになっているので、周りの人が、吹き飛んでいたり、雨に濡れてたり、
というようなことが、年齢を重ねても繰り返されます。
と、いうことに、たまに我に帰るともう
「ありがとう」以外の言葉は
出てきません。
(終)
◆文章サロン「ふみサロ」参加者の投稿リンク集
吉田真理子氏ブログ
https://lineblog.me/annna0176/archives/2628290.html
あおきりよん氏ブログ
https://ameblo.jp/fumisalonde-essay/entry-12659058929.html
今村公俊氏ブログ
https://ameblo.jp/3201kys/entry-12659182149.html
なかむらみか氏ブログ
https://tearsmile24.hatenablog.com/entry/2021/02/28/212415
羽木桂子氏ブログ
https://bluebooby.net/essay-in-feb-2021/
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