書籍編集者 城村典子のブログ

出版企画書を作成ポイント 〜原稿はいつ書く?〜 <その15>

書籍の原稿はいつまでに書けばいい?


出版企画書が採用されたら、原稿執筆に取りかかります。
一般的な書籍の文字数は8万~10万字程度。
400字詰めの原稿用紙に換算すると、200~250枚程度になります。
これだけの分量を一般の人が書く機会はなかなか無いでしょう。
ここでは、もし出版企画書が採用されたら、いつまでに原稿を仕上げなくてはならないのか、お伝えします。


原稿を書き出すタイミングとは


一般的に書籍の原稿は出版企画書が採用され、企画内容が決まってから書き始めます。
発売日から逆算して、原稿提出日も決めなくてはならないので、一概にはいえませんが、2~3カ月程度が一般的な執筆期間ではないでしょうか。
もちろん、「書くのは得意!」と1カ月程度で執筆してしまう著者もいますし、なかなか筆が進まず半年~1年近くかかる著者もいます。
しかし出版社側にもスケジュールがあり、あまりにも時間がかかりすぎると、出版に関わる方々(営業やデザイナーなど)に迷惑をかけてしまうことも。
そのため、もし出版企画書が採用される見込みが出てきたら、早い段階から原稿執筆に着手するのもいいでしょう。
原稿はすべてが完成してから確認してもらうこともありますが、一般的には「まずは第1章だけ書いてみましょうか」と途中まで書いて提出することが多いです。
出版社側も、過去に出版していない限り、著者にどれだけの執筆能力があるか分かりません。
そのため、まずはお試し程度に書いてもらい、確認してから、執筆の方向性などをアドバイスします。
それなので、最初から「完璧なモノを仕上げよう!」と気負いすぎないでください。
気楽な気持ちで、というのも難しいかもしれませんが、力が入りすぎた原稿より、さらさらっと書かれた文章のほうが、読みやすいことも多いです。
「編集者にたくさん赤字を入れられたらどうしよう」と不安に思う人もいるかもしれませんが、それは仕方がありません。
既に数冊出版しているならともかく、初めて本を出版する人が、プロのように上手な文章をすらすらと書けるはずがありません。
ビジネス書や実用書に至っては、ほとんどの著者は本業が別にあって、文筆の専門家ではないはず。
そのような方々が、いきなり上手な文章を書けなくても思い悩む必要はありません。
だからといって、締め切りギリギリに、いかにも「急いで書きました!」とやっつけ仕事の原稿を提出するのはやめましょう。
編集者は原稿の修正に追われることになり、販促まで手が回らなくなってしまいます。
またいい加減に書かれた原稿を見ると、編集者のモチベーションは下がり、一生懸命本を売ろうという気概をそがれてしまいます。
初めての出版でも、出版後は著者としての人生を歩み始めるのです。
著者という肩書に恥じないよう、立派な原稿を提出することを心がけてくださいね。

原稿執筆には予想外に時間がかかることも。早めに書き始めるのが◎

「出版したい!」と思ったら原稿を用意しなくてはなりません。
1日で読めてしまうような本でも、製作するには、膨大な時間と人手がかかっています。
原稿もいざ書き始めてみると、思い通りに言葉が出て来ず、苦しむかもしれません。
原稿提出が遅れると、出版社にも迷惑をかけてしまいます。
大勢の期待を裏切らないためにも、原稿執筆は早めに開始するのがおすすめです!

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