書籍編集者 城村典子のブログ

事業を発展させられる経営者といつまでも目の前のことに追われてる経営者との決定的な違いとは<商業出版と経営者>

私の仕事は、著者とディスカッションを重ね
出版の企画を創ることが仕事なわけですが

著者の中には、会社を経営されている方も多くいます。

本を出そうという意欲がある裏には
来る方の全てが、会社の事業も伸ばしたい、

事業を伸ばすために、今の課題を解決したい
という思いがあります。

なので、ほぼ全員が

「余裕で本を作る」というスタンスではなく
「現状に大きく課題を感じている」

という状況で私と出版に取り組んでいます

 

先手を打てる経営者、打てない経営者

 

つまり、先を見ていて、先手を打っているのです

今、利益が出ている状況のうちに
未来に手を打っておこうというわけです

では、なぜ、利益が出ているのに

未来に手を打てるのか

経営者は、
他にも働き方は色々あるのに

わざわざリスクのある
会社を起こすという選択をしているくらいですから

何かを世の中に残したい

インパクトをもたらしたい意欲があるのでしょうけれど

それでも、利益が出始めたら

この流れを継続すれば、いいのではないかと
心を許しそうな気もします

なぜか
聞くと

ほとんどの方が

かつて、気を許して、痛い目にあった
という話をするのです

もう、二度とあんな思いはしたくない
常に、先手を考えないと

会社の挽回が大変

を痛感しているのです

 

 

先手を打つのに必要なブランドがあるか、ないか

 

では、その先手を打つときに必要なものは

何か

私は、それはブランドだと思っています。

ではブランドとは何でしょう?

当然、高級ブランドだけが

ブランドではありません

1、その会社の思い・理念

2、その会社に対する顧客を含むステークホルダーの期待

3、1と2を時代環境に合わせて具現化してきた信頼

例えば、銭湯

かつて、お風呂が一家に一つない時代、
また、風呂なしアパートがまだあった時代

銭湯は町に必須の施設でした

しかし、当然
今は必要要素としての存在意義はほとんどありません。

では、時代に合わせてどう変化するのか

・顧客層を絞って富裕層向けの高額銭湯とマッサージに転換する

・ファミリー向けの、様々な銭湯、遊びの施設、レストランなども併設しスーパー銭湯にする

など、進化させる方向の判断は様々で

何が正解かは、

社会環境(顧客の期待含め)その会社の理念と行きたい未来から

経営者が導き出したものになります

このとき、ただ流行ってるからスーパー銭湯をやろう
とか

単価が高い方が楽だから富裕層向けの商売をしよう

ということでは、失敗するのは目に見えています

 

ブランドを立てたければ商標登録を考えよう

最近
「大迫半端ないって」や、カーリング女子の「そだねー」の

商標登録が話題になって

何だか商標登録が、椅子取りゲーム、権利ゲームとしての使用例が
ニュースでは目立ちます。

https://yamadatatsuya.com/archives/5613
https://yamadatatsuya.com/archives/5255

 

一過性のニュースとしてはインパクトはあるのでしょうけれど

この記事の主旨である

「事業を発展させられる経営者といつまでも目の前のことに追われてる経営者」

という観点で言うと

 

権利ゲームだけやっていては、いつまで立っても
「目の前のことに追われる経営者」になってしまいます

その企業の持つブランドの意義の上に成り立つ
商標登録こそが本来のその企業価値を高めるための行為です

つまり
自社の商標登録を考えることが

自社のブランド価値を考える、明文化することになり

その上で、商標登録をするからこそ

名実ともに、高い価値を生むブランド化されるわけです

商標登録の手続きをしてくれるのは
弁理士ですが

実は、どの弁理士の先生に頼んでも

真の意味のその会社の価値のブランド化

商標登録化を考えてくれるわけではありません

それこそ、弁理士の先生のビジョンも様々

たくさんの処理をすることが好きな先生もいれば

得意不得意もあるでしょう

 

 

ものづくりの成果をビジネスにつなげる

クロスリンク特許事務所の山田龍也氏は
https://xlinkpat.jp/profile/

その会社の永続的な発展とブランド化にこだわる先生です

 

事業を発展させたいなら
この先生に行くのが正解です

 

 

成功するブランド化と商標登録の価値を最大に高める出版

 

さて、ここまでお話ししてきたように

事業を発展させられる経営者は先手を打つ

先手を打つには、ビジョンが必要

ビジョンはブランドから成り立つ

ブランドを作るのに考えたいのが

商標登録

 

というお話をしてきました

 

自社のブランドの意識化をすることと

それを、社会に定着させるための商法登録ができれば

それでも、十分な成果が上がりますが

 

さらに、レバレッジを効かすことができるのが出版です

多くの人が

社長の名前の本が出るからブランド力が上がったと考えますが

これは間違いです。

 

むしろ、本を出す前の工程に意義があります

会社には、すでに、

思いや、苦労や、事件や、涙や、

様々な物語があるはずです

 

それを、整理し、編集し

なぜ、このことをやってきて、

未来ないを残したいのか

表現として、論旨としてプレゼンテーションする

社長自身も、社員自身も

自分たちの価値、ブランド力を再発見する

これが大きな価値です

 

だから、できた本は大きな発信力を持ち

読者に広がって行き

その会社の概念・理想が、社会に広がって行きます

 

 

 

経営者の方の出版を導きます

https://jdiscover.jp/president-book/nayamiwokaiketsu/

 

 

 

 

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