『ただ見守る科学的子育て: 3兄弟が一橋、慶應、東京藝大に合格! わが子に主体性が勝手に身に付く最も簡単な方法 』
たかもりくみこ
Gakken
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子どもを「ちゃんと育てよう」と思った瞬間から、
実は、ズレが始まっているのかもしれません。
多くの親は、こう考えます。
・どう教えるか
・どう導くか
・どうすればうまくいくか
でも、それは本当に必要なことなのでしょうか。
私の子どもが小さかった頃というと、
今からもう30年ほど前になります。
30年って! 自分でもちょっと驚きます。
当時は、
小学2年の長男に、
保育園に妹を迎えに行かせる、なんてこともありました。
今だったら、まずできないですよね(汗)
だからきっと、
「それは時代が違うからでしょ」
そう言われると思います。
でも、あの頃も今も、
変わらないものがあると感じています。
それは、
『子どもであっても、一人の人として尊重すること』
この本を読んでいて、
私の一番共感は、まさにそこでした。
『「人を尊重する」という思想』
この本は、
子どもをどう動かすかではなく、
どう関わるかを問い直しています。
この本が伝えているのは、とてもシンプルです。
『育てるのではなく、育つ状態をつくる』
そのために必要なのは、
何かを“する”ことではなく、
『ただ、いること』
ただし、ここで誤解してはいけません。
「見守る=何もしない」
ではありません。
この本で語られるのは、
・10秒、目を見て送り出す
・10秒、一緒に時間を過ごす
・10秒、言葉を交わす
そんな、ほんのわずかな関わりです。
でもその“わずかな関係性”が、
子どもの中に「安心」という土台をつくる。
そして、その土台の上でしか、
主体性は育たない。
ここで、もう一つ大事なことがあります。
『人は、尊重された分だけ、人を尊重できる』
これは、子どもも大人も同じ。
でも、実際にはどうでしょうか。
私たちは日々、
・やらなきゃいけないこと
・成果を出さなきゃいけないこと
に追われています。
すると、
『余裕がなくなる』
余裕がなくなると、人はどうなるか。
・先回りする
・コントロールする
・正そうとする
つまり、
『尊重できなくなる』
だからこの本は、
「頑張りましょう」とは言いません。
むしろ逆で、
『「頑張りすぎるな」と言っている』
これは、子育ての話に見えて、
実はもっと広い話です。
今の時代は、正解がありません。
だからこそ、
・正しく教える
・間違えないように導く
というやり方ではなく、
『自分で選べる力=主体性』
が必要になります。
そして、その主体性は、
教えて身につくものではありません。
『安心できる関係性の中で、勝手に育つもの』
です。
だから、親がやるべきことは逆です。
・先回りしない
・評価しすぎない
・コントロールしない
そして、
『一歩引いて、関係性を整える』
この本は、
「どう育てるか」を教えてくれる本ではありません。
『「どう関わるか」を問い直す本です。』
そして、もう一つだけ。
この本を読んでいて、
自分に問いかけたくなったことがあります。
私は、
ちゃんと相手を尊重できているだろうか。
子どもに対しても、
仕事で関わる人に対しても。
人は、
コントロールされると動かなくなり、
信じられると動き出す。
この本は、
その“当たり前だけど忘れていること”を、
思い出させてくれる一冊でした。
(終)
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