才能をひらく編集工学 世界の見方を変える10の思考法

「才能をひらく編集工学 世界の見方を変える10の思考法」
安藤 昭子
ディスカヴァー・トゥエンティワン
https://www.amazon.co.jp/dp/4799326678/

 

編集の力は、コンテンツの時代に

とても重要な能力です。

 

この本はそれを集約している。

とっても嬉しい本です。

 

『「デジタル出版・電子書籍」をするといいと言う誘いを受けます・どうしたらいいでしょう?』

と言う質問をよく聞きます。

 

その問いに答えてみたいと思います。

 

私は編集者なので

やっぱりビジネスモデルに乗る

「コンテンツを編集する力が重要!」

と思いますが、

そんなことも含めて、質問にお答えしていきます。

 

デジタル出版は、紙の出版と比べて、

「制作」と言う観点では、手軽にできるケースが多い

と言えるでしょう。

 

紙の本、商業出版だと、

通常、「採用(出版会議通過・執筆開始)」と言われてから、刊行までが

おおよそ6か月というのが、多くの出版社の工程時間です。

 

電子書籍は、原稿(カバーデザインなど全ての素材)が揃ったら、

その後の専門家いに頼んでも2~3週間。

 

自分でアップするのでしたら、何時間単位という時間軸でも

アップできるということになるでしょう。

 

では、ブログや、noteとどう違うのでしょう?

 

一番は、「パッケージになっている」こと。

 

ブログや、noteが雑誌の連載だとしたら

「(デジタル)出版」「(電子)書籍」は

情報を、まとめて、再編成して

 

つまり「編集」して、

読者に、より伝わりやすい

「概念」にしています。

 

タイトルをつける、表紙デザインをつける

などが、「編集」していることの分かりやすい点ですが、

 

「出版物」になるというのは、「編集」しているというのが

一番大きな違いかと感じます。

 

さらに、

「電子書籍」と「デジタル出版」の違いは、

 

言葉の定義で言うと

「電子書籍」と言うのは、コンテンツ。

 

「デジタル出版」と言うのは、

流通するインフラを含めるのが「出版」

 

と言うことだと思いますが、

実態は、両方混同して言われているように感じます。

 

流通するインフラとは、導線です。

 

紙の本で言えば、商業出版の流通網が実態としてあります。

 

取次という問屋から、全国の書店とのパイプがあるわけです。

この公共のインフラがあるので、本は全国の書店で販売できている

 

「出版」とは、ただ、本ができるだけではく

このインフラ(流通網・導線)含めての活動のことというのが

正確な捉え方だと思います。

 

明日は、デジタル出版のコストについて記事にします。

(終)

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