頭がいい人の思考のコツ 考えるスイッチ

『頭がいい人の思考のコツ 考えるスイッチ 』
島 青志
 総合法令出版
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思考には、
「型」があるという話です。

多くの人は、考えるということを、
なんとなく、
その場の感覚でやっているように思います。

でも、考え方に“種類”があるんです。

この本では、
思考を大きく3つに分けて説明しています。

① アート思考
→ 正解のない問いを扱う
→ 「そもそも何を考えるべきか?」

② デザイン思考
→ 共感からスタートし、試行錯誤する
→ 「どうやって形にするか?」

③ システム思考
→ 全体構造や因果関係を捉える
→ 「それはどう影響し合っているか?」

この分類が、とても便利なんです。
なぜなら、
「今、自分はどの思考を使うべきか?」
という判断ができるようになるから。

問題が解決しないときというのは、
思考が足りないというより、
“使っている思考の種類がズレている”ことが多い。

例えば、
構造で考えるべきなのに、感覚だけで突っ走ってしまう。
あるいは、
形にするフェーズなのに、ずっと問い続けてしまう。

こうしたズレが、
前に進まない原因になります。

ちなみに、
自分のことを振り返ると、
私はかなり極端な
「アート思考型」の人間のように感じます。。

小さい頃から、
とにかく自分の意志がなぜか大事だと信じ込んでいました。

「Aに行きたい」と思ったら、
どんな制約があっても、
どうやったらAに行けるかを、とことん考える。
それが当たり前でした。

当然、その過程で
周囲との軋轢もたくさん生まれます。

それも経験してきたので、
ある程度の年齢になると、
「やりたいことはやるけど、そのやり方は考える」
ということを、後から学習しました。

上司からはよく、
「すぐ壊す」「すぐ作る」
と言われていました。
今思えば、まさにアート思考の典型です。

違和感を見つけて、
一度壊して、新しい形を作ろうとする。

ただ、
それだけではうまくいかないことも、
さらに後からわかってきます。

構造を見ないと、持続しない。
プロセスを設計しないと、再現できない。
つまり、
デザイン思考やシステム思考がないと、
成果が安定しない。

この本の面白いところは、
「どの思考が優れているか」ではなく、
「どの思考を、どのタイミングで使うか」
を教えてくれるところです。

今の時代は、問題が複雑になっています。
いろんな要素が絡み合い、さらに感情や思い込みも加わる。

だからこそ、
「何を考えるか」
「どう形にするか」
「どう影響し合っているか」
を切り分けて考える必要がある。

逆に言うと、
今どの思考を使えばいいかがわかるだけで、
問題は一気に整理されます。

これは、
ビジネスでも、日常でも同じです。

自分の思考のクセを知り、
足りない思考を補う。
それだけで、
見える景色は変わります。

この本は、
「頭がいい人になる方法」
というより、
「考えることを整理するためのスイッチ」
を与えてくれる一冊なのです。
(終)

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