書籍編集者 城村典子のブログ

出版企画書を作成ポイント 〜読者ターゲット〜 <その11>

読者ターゲットの正しい選び方

「たくさんの人に本を読んでもらいたい!」。
その気持ちは分かりますが、残念ながら、全国の人が一様に興味を示す本はありません。
出版企画書が採用されるには、
「特にこの人たちに読んでもらいたい!」
という読者ターゲットを設定することが大事です。
では、読者ターゲットはどのように絞り込んでいくのが正解なのでしょうか?

 

読者ターゲットを絞る方法

1.自著の内容が最も響きそうな人を思い浮かべる


当たり前ですが、自著の内容に最も関心を持ちそうな人たちを読者ターゲットにしましょう。

というのも、著者として本を出版するとなると「伝えたい!」という気持ちが強くなりすぎて、あれもこれもと盛り込んでしまう傾向にあります。
例えば、「日本の文化を楽しむ町歩き」に関する本を出版するとします。
一般的に、のんびり町歩きに使える時間がたくさんあるのは定年退職後の高齢者です。
老後の資金に不安を感じつつも、第二の人生を楽しみたいという高齢者夫婦に町歩きの趣味はうってつけでしょう。
しかし著者が「若い人にも町歩きの良さを伝えたい!」など欲張り始めると、読者ターゲットがぶれてしまい、結果的に、ちぐはぐな内容の本になってしまうことが多いです。
「伝えたい!」という思いを持つことは大事ですが、それが押しつけになってはないか。改めて考えましょう。


2.自分の言葉が響きそうな人を思い浮かべる

同じ物事でも「誰が」発言するかによって、相手に与える影響は異なります。

例えば、上記の「日本の文化を楽しむ町歩き」においても、フォロワー数何万人の大人気インスタグラマーが著者でしたら様子は変わります。
インスタグラムの主な利用者は10~20代の女性。
そのような方々から圧倒的な支持を得ているのですから、同じテーマでも読者対象はもっと若くなるべきです。
このように著者の活躍ジャンル、キャラクター、年齢、性別、職業などによって同じ内容でも響く相手は異なります。
そこをしっかり見極めたうえで、適切な読者ターゲットを設定するようにしましょう。

読者ターゲットを間違えると誰にも響かない本になる

本は一種のラブレター。
ラブレターを書くときは、相手のことを思い浮かべながら、この人に受け入れてもらうには、どのような内容・言葉を選べば良いか考えますよね。
出版企画書も同じです。
読み手を具体的にイメージしながら書くことで、より相手の心を打つ内容になります。
年齢、性別、職業、趣味、嗜好、悩んでいること、解決したいと思っていること……。
まだ見ぬ読者は一体どういう人なのか、考え抜いてくださいね。

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