書籍編集者 城村典子のブログ

広報戦略で使うツール <著者の広報力の身につけかた その4>

今回は
『著者の広報力の身につけかた』その4
〜広報戦略で使うツール〜

です。

SNSでの拡散

前回のメール講座でもお伝えしたように
本の存在は大きい。

もちろん、本を出す工程は、
大抵の場合、多くの人が関わり、
関わることによって、完成度も上がり、公共性もあがる。

書いたものがそのまま本になるわけではなく
編集者の手が入り、
校正者のチェックも入る。

その過程があるからこそ、本としての重みもあるわけですが、
一方、本のインフラである、書店流通網というのが
今は、かつての力を持っていません。

毎日200冊以上新刊が出る中で
読者・ユーザーからは、
「本屋に行っても欲しい本がみつからない」
本屋の方も
「新刊が沢山あって、置ききれない」

といった状態になっています。

でも、今はありがたいことに
著名人や、権力者でなくても
SNSという道具があり、
やりようによっては、いろいろ拡散ができるわけです。

そのその、ビジネス書、実用書のジャンルにおいては、
著者が専門家であるケースがほとんどです。
例えば
不動産投資の本であるならば
不動産投資家である著者が書いているとか

口内環境について書いた本であれば
歯科医であったり。

その、著者自身の得意なエリアであるマーケットを
育てておくおとが、本の拡散にもつながります。

また、本の拡散のためにマーケットを広げることが
結果、自分のビジネスのマーケットも広げていることになる

そういう相乗効果がある状態ができるのが。理想です。

特に、ブログとFacebookの掛け合わせは
拡散にいいと思います。

もちろんTwitterを使いこなしている人の
Twitter投稿ももちろんよいです。

献本

本を広めるのに、もちろん買ってもらうわけですが、
インフルエンサーや、
影響力のある人には、ぜひ、献本をしたいものです。

献本とは、その名の通り
本を、差し上げる、献上するという意味です。
出版社によって、発売前の、見本納品の段階で
著者購入分をもらえるケースもあります。
(本とは、実際ブツができてから、
本屋さんなど市場に並ぶまで、通常1週間以上間があります)

融通できるなら、そのタイミングで、本を届けてもらい
お世話になっている人、義理のある方には、真っ先に献本
ご紹介いただけるチャンスを伺いましょう。

本屋に出る前のタイミングにお届けするのがポイントです。
あと、献本をして効果を計るのが、
マスコミ媒体です。

書評の欄をもっている、新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどなど・・
書評欄がなくても、この著者おもしろそうと思ってもらえる可能性も
探るとよいです。

媒体御中 書評担当者様 という一辺倒のものより
自分自身のコンテンツが、どこの記者や、編集者の心を動かすか
考えてみるとターゲットが絞れます。

出版社経由で送ってもらうことをする人もいますが
私は、できれば、著者自身が手配した方がいいように思います。
(著名人でしたら、また別ですが)

というのは
各マスコミ媒体は、出版社から毎月、いやというほど
本を送られてきています。
まったく新鮮味がない。

であれば、著者が真心込めた手紙を書いた献本であったり
直接持ち込む方が、よっぽど効果があります
特に、効果があるのが地方です。
東京は、人も多く、ライバルも多く
また、情報も溢れかえっているので
ニュースになりにくいですが、

地方紙などでは
どこの地域の人が、大きな魚を釣ったといったことも
ニュースになるようなテイストですと
❍❍地域出身の❍❍さんが本を刊行した
といった、ニュースになりやすい。

ご自身の出身県の、媒体は要チェックです

パブリシティ集

マスコミに露出したら、
是非、その記事を取っておいてください。

スクラップブックのように
データでもいいからストックしましょう。

最近は、電子媒体も多いので
スキャンして保存しておくことをオススメします。

保存の時大切なのは
媒体名、いつ露出したのかの年月日
本を出した人のことが信頼されるように
媒体側も、すでに媒体に露出されている人であったら
安心、というのと
この人、旬なのかなっていうイメージをかきたてます。

また、どの記事にどのような取り上げられ方を下かも
切り口の参考になります。
売れている著者は
必ず、この地道な作業をしっかり積み重ねているのが
特徴です。

表面では、当然、涼しい顔をして
自分で取り組んだのではなく、
あちらから声をかけてくれた
というように、言うにきまっていることは
お気づきだと思います。

売れてる著者で、努力をしていない人はいません。
ご自身が、努力と感じていらっしゃらない人も多いかもしれませんが

 

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