『ピクセル』を観てきました。
上映が終わって、ロビーから、長いエスカレーターを降りてくる道すがら、
何組かのゲーマー風の青年たち(秋葉原などに多くいそう)のグループがいて
熱く、映画について語っています。
どうやら、映画の中のゲームの攻略が
かなり、ゲーム攻略のツボを押さえて創られていたようで
盛り上がっています。
私は、ゲームについての造詣に深くなく
彼らの盛り上がりほどには、楽しめなかったのかもしれませんが
それでも、ストーリー展開の、メリハリがすごいので(笑っちゃうくらい)
どうやらこれは、ゲームのリアリティに注力しているのだろうと想像はできて
楽しかったですが。
この映画は、私の知識レベルの人間にわかるようにつくったら
きっと、もっともっさり、くどくどしたものになったでしょう。
盛り上がっていた、彼らのレベルに合わせたからこそ
正解なのだと感じます。
書籍の企画も同様
ターゲットを意識すると、自ずと、語り口は変わります。
すべての人に読んでもらおうというのは、むしろ読者を失うことに。
この本を必要な人の心に響く言葉、キャッチコピーを考えると
そこから逆に、読者が広がります。
マスを狙った大ヒット企画
と考えるより
この本が必要な一人の人の心を動かす
ところから考えると道が開けるのです。
ヒット企画を狙うと、苦戦する?
- 商業出版:企画のヒント
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