書籍編集者 城村典子のブログ

自分のコンテンツが市場に受けるか、どうしたら調査できますか?

これも、先日のセミナーで受講生の方からいただいた質問です。
私は、著者が出版の企画を作る際に
「自分の強みを、企画にしましょう」ということをお伝えしています。
強みとは、以下のようなことです。
▷日頃、クライアントさんに喜んでもらっていること。
▷自分のこだわりのあること。
▷自分のプロフィールから語れること。
そうやって、できた企画書をどうやって、検証したらいいのか。
いくつか方法があると思いますが
ここでは2つの方法をご紹介します。
1つ目の方法 「人に話をしてみる」
なるべく、多くの人に話し、感想を聞くといいと思います
「こういう本があったら興味をもつ?」
というような具合。
ビジネス・実用書の場合は、必要な人には必要だけど
必要じゃない人には、まったく関心のないテーマも多いので
2~3人に聞いて、関心がないようだったら、へこむばかりです。
そう、全員がおもしろいと言ってもらえることを期待するより
興味を持ってくれた人を対象に
リサーチするのがいいと思います。
2つ目の方法  「類書をリサーチする」
自分が考える本の内容、切り口、キーワードなど
ライバルになるであろうと思う本のエリアを
2~3エリアみつけ
それぞれのエリアでライバル本をみつけてリサーチしましょう。
類書を調べるのは、実際完成された本をみるので
勉強になります。
番外編としては
編集者に企画書をみてもらう
という方法もありますが、
ここで、注意したいのは、
版元の編集者は、出版社の方針やその編集者の方針がる
ということです。
悪い企画書  → 採用されない  〇
採用されない  → 悪い企画書   とは限らない
ので、
編集者からの指摘が、必ずしも、
自分にあてはまらないケースがあるるので注意。
私は、フリーの立場なので
いろいろな版元の価値観がありますよ
という立場で、アドバイスができるのが特徴です。
いずれにしろ、客観的な視点は、大切です。
「出版企画書グループコンサル」
では、できた企画書の検討を参加者同士でするワークショップです!
《日時》5月27日(水)
19時~21時
是非、ご参加ください

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