書籍編集者 城村典子のブログ

映画「第9地区」を観ました 〜著者のプロフィールは極力削る〜

 

DVDで「第9地区」を観ました。

地球に難民としてやってきたエイリアン
それを抑圧する人類の対立を描いています。

公開は2014年ですが、今も変わらず難民の問題は地球上の大問題ですね。

この監督ニール・ブロムガンプは、ヨハネスブルグの出身です。
自身が育った環境が、作品に大きく影響しているだろうことは
言わずもがな感じられます。
出身地が、作品の形容詞にもなっています。

プロフィールの書き方は、
そのシーンによって、作戦が異なります。

例えば、営業マンのプロフィールなどでは
なるべく、相手の方との雑談のきっかけが導きやすいように
出身地、出身校、趣味、家族、など、多くの情報を広い範囲に書くこともあります。

書籍のプロフィールは、一般的には、
「このことを伝えるのにふさわしい人」という表現に絞ることが重要です。

例えば、
税理士から中小企業診断士になり、多くの中小企業を救いたいと
コンサルをしている方が
「中小企業経営」の本を書くというケースで、
「趣味が釣りで、土日は家族と過ごす」という情報は必要か?

一方
「主婦が習い事を仕事にする本」という本であれば
いかに、一般的な主婦であるかの表現
家族構成などもある方が効果的です。

というように、プロフィールは、戦略を持って書く必要があります。

イコール、無駄な情報は強力削るといいプロフィールになります。

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