波風を立てない仕事のルール ~「逆説」の働き方指南

波風を立てない仕事のルール ~「逆説」の働き方指南
尾藤克之
きずな出版
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ちょっと前の私は、
「波風を立てない」って、「ザ・サラリーマン」のイメージで
事なかれ主義、もっと言ったら卑怯者ばりの印象を持っていた。

 

表立っては、文句を言わないくせに、裏で評論家のように文句を言っている人とか、
愚痴を言い続けてる人とか、
で、そのくせ、上司の前や、公では揉み手している。

そんなシーンが嫌いだ。
「本音で生きろ」と言いたくなる。

 

 

高校時代に、「うちは貧乏だから進学できないの」って言ってる同級生の言葉に
反応をしてしまい
「本当に進学したいならやり方はある」となぜか発奮して
新聞奨学生制度を使って進学をして卒業するというようなことまでしたりもした。

(こんな風に間違った力の使い方を多々する自分について自覚)

 

 

しかし、改めて
「波風立てない」っていうキーワードを見てみると
じゃあ、自分が今まで「波風立ててきたか」と問われると
いや、考えてみれば、むしろ
私こそ、とことん「波風」を避けてきたのではないかということに気づく。

実際、今まで、結構長く生きているが、
仕事でも家族関係でもママ友関係でも、本当に争い・波風がない。
喧嘩をしてても気づきにくい的な鈍い私の性質を差し引いたとしても、
幾ら何でも、苦情を言われるやら、訴訟やらになれば
気づかないことはないだろうから、
やっぱり、波風を立てないように生きてきたなあと思う。

 

 

では、私は、「本音で生き」ながら、「波風を立てない」を
どんな風にやってきたかというと

1 我慢しない

2 エネルギーを人に向けない

3 対応能力を高める

ということなんではないかと思う。

 

 

1我慢しないは

自分に嘘つかないで生きるための方法を徹底的に考える。
やりたくないことを親から言われても、やらない口実を考え抜くとか、
日頃から、交渉有利なポジションどりをしておくとか。

 

2エネルギーを人に向けないは

先ほどの進学に新聞奨学生を選ぶなど、不満や憤りを
自分の行動で昇華する。

 

3対応能力を高めるは

負けたふりして最後に勝つ。
相手の要求を飲んでるようで、こちらの要求も飲ませる。
不本意を、自分が受け入れた場合は、覚悟を決め、
それでも腹がたつ場合は、二度と同じ失敗をしないように
次に活かすと割り切り、スッキリする。

 

 

というわけで
すっかり私は「波風立てない」信者である。

 

しかし、この本を読むと
無駄なパワーを使って回避してきたことがわかる。

早くこの本に出会いたかった!

いや、今からでも遅くない

 

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・ゴマすりのプロになろう
・方針のブレは受け入れよう
・事態をわざとおおげさにしよう
・根回しをしっかりしておこう

 

 

 

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