哲学用語図鑑

「哲学用語図鑑」
田中正人
プレジデント社
https://www.amazon.co.jp/dp/4833421194/

 

哲学の本で

こんな分厚い本が10万部以上の大ヒット

(352ページ)

 

続編も出ています

(続・哲学用語図鑑 —中国・日本・英米(分析哲学)編 )

 

時々、これがヒットするの? って本がヒットすることがあるのですが

 

古くは

ピケティ ・・・・「21世紀の資本」6,050円(2014年の暮れに大ヒット)

知の技法・・・・東大の教科書が大ヒット

 

なんとなくこれを読んでいると、わかった気になるような本でしょうか。

 

本を出した出版社もびっくりしてたりします。

 

この哲学用語図鑑は、たまたま、プレジデントの編集者の方から

刊行の経緯を聞いて、私はすごく納得。

 

著者の田中正人さんがグラフィックデザイナー。

 

つまり、絵を描けて、本文デザインができるからこその作品です。

 

どういうことかというと

企画から編集者がこの本を考えたら、

イラストやデザインを発注して(外注して)作らなくてはいけない。

 

と、考えると、

すごーくお金がかかりそうな本だと思ってしまいます。

 

でも、クリエイターから、自分で企画して、

場合によっては、版下まで作ってしまってくれたら

あとは印刷所に入れるだけなので、経費がびっくりするほど違う。

 

経費が低く抑えられるということは

すごーく、出版企画会議を通過するハードルが低くなる。

 

しかも、作家であり、本にするデータの完成者であるということは

版元編集者と一緒に、あーでもない、こーでもないと

ディスカッションしながら高めることができる。

 

結果、競争力の高い本になるのです。

 

って、考えた時に

この著者は、自分の強みを最大限生かしています。

 

私から見ると

著者の方々、強みがまだまだ生かし切れていない

とは、よく思います。

 

才能を生かし切れていないのは

むしろ、社会悪だし、人類の損害です。

 

出版を通じて、才能をさらに、高めていただきたい。

強く思います。

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(終)

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