書籍編集者 城村典子のブログ

出版依頼の来る人来ない人 7つの違い その1「素直」か「我が強い」か

 

増刷を続けている著者は語る

 

私の事務所には、お客さんが日々、たくさん訪れます。

編集者、著者、印刷所の担当、ライター、デザイナーなどなど。
別法人の出版社と事務所をシェアしていることもあり、

これから本を作りたいという人から
本の刊行に関連する人たちが、
入れ替わり立ち替わりやってきます。

いちばん多いお客さんは、
私と一緒に企画書を作っている人。
毎日のように、熱いディスカッションが続いています。

その中には、すでに何冊も著書を出している方も
いらっしゃいます。

あまりうまくいっていないということを
内緒でご相談にくる方もいますし、

とっても順調にいっているけれども、
さらに秘訣を知りたい、と訪ねてこられる方もいます。

なぜ、私のところに来ていただけるかというと、
私が、多くの著者の方の、
成功事例と、あまりうまくいかなかった事例を
たくさん見てきているからだと思います。

最終的には、
すべての本も、すべてのマーケティング手法も
個別に、うまくいく、いかないの理由はあり、
実験を繰り返すしかないというのがあるのですが、

ここでは、
いままで私が見てきたこと、
また、悩みのご相談や、成功した方の話を聞いて、

わかったことを7つにまとめましたので、
皆さんと順にシェアしたいと思います。

成功の目安は、いろいろありますが、
ここでは、継続して本を出せるということが
一つの成功の形であるとして、

出版依頼が来る著者の方の特徴をお伝えします

無駄な我のない人は、編集者が助かる

 

今まで、私が多くの編集者と話をしてきて、
「著者の特性として、いちばん求めるもの
著者の方たちに伝えたいことは何ですか?」

という質問をしたときに、
いくつか複数の回答があるうち、

「素直な人」という回答は、
(別の言葉で言う人も含めて)
ほぼ100%含まれていました。

編集が求めるのだから
もっと、「ユニークさ」とか「コンテンツ」
などの回答なのでは、と思うかもしれません。

それは、見つければいいのであり、
次に、如何ともし難いのが
著者の「我」の持ちようですね。

自分の軸や、意志を
しっかりと持つのはいいことなのですが、
無駄な我は要りません。

「編集者にはビジネスコミュニケーションができない人が多い」
という愚痴も聞きます(わからなくもないところもあります)が、

そうであるとすれば、
なおさら、双方で大変です。

本作りは、クリエイティブな作業が多いので、
双方、信頼関係があっても、
真剣に取り組めば取り組むほど、
いい意味での喧嘩や議論があります。

そのときに、最終的に大事なのが信頼関係です。
「我の強い人とは信頼関係が結びにくい」と
編集者は思ってしまいます

無駄な我とは

 

「自分のほうが偉いと思っている」

編集者というのは、共同作業をする仲間です。

著者は、自分のコンテンツと専門性にこだわりがあり、
その分野では「先生」です。

でも、そのコンテンツを加工して本作りをする際には、
編集者がイニシアチブをとります。

編集者は、著者の下僕ではありませんし、
もちろん著者も編集者の下僕ではありません。

例えば、著者は、
編集者のコミュニケーションスタイルだけを見て
「こいつ、ビジネスわかってない!」と、
見下してしまうのではなく、
編集者の才能に注目して、
編集者が目指す本になるよう協力する、
一緒に作る、という姿勢にしたいものです。

普段、「先生」「先生」と言われている
著者の方の中には、
双方、尊重し合うコミュニケーションをとれない人が
割合多くいます。

「プライドが高い」

いい意味の自尊心は必要だと思います。

本当の自尊心を持っている人は
他者を蹴落とそう、とか、自分だけが抜きん出よう、
という気持ちなどないと思います。

もちろん、実績を作る段階では、
ぎらぎらした「我」や、プライドを持っていたからこそ
頑張れた、ということもあるでしょう。

しかし、著者というステージには
もっともっと偉大な先生方がいます。

それに、今までの専門分野での知識だけでは、
自分を成長させることはできません。

そういう意味では、
ビジネスの側面で、著者としても
「我」や「プライド」は抑えて
謙虚な気持ちで、臨むことが、
結果、情報が入り、コミュニケーションが円滑になり、
いい結果につながると思います。

自分より目下の同業者が本をヒットさせたから負けたくない、
とか
仲間の中でのポジションを維持したいから本を出したい、
とか
そんな気持ちから出版に臨むと、
その「我」が出てしまって、
物事がうまく回っていないなあと
傍から見てさえ、わかってしまいます。

ざわざわする気持ちを
ちょっと切り替えて、

そもそも、自分がこの仕事を選んだ理由、
本を出して、伝えたい未来のビジョンなど、
初心を思い出し、

ピュアな気持ちに熱量を込めて、
出版に臨むことで、

編集者も声をかけやすくなり、
自分自身も「著者の成長スパイラル」に入れます。

 

 

 

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