書籍編集者 城村典子のブログ

魂は、細部に宿る?「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」1/3

ファッション誌「Lassy」編集部に就職したいと目指す河野悦子は

毎年中途採用試験にチャレンジしながら不採用に。

今年こそはの面談が終わると、採用連絡。

ところが配属は、「Lassy」を刊行する景凡社の校閲部。

いつか異動ができるかもという期待を持って
就職することにします。

 

ドラマの中で、
校閲部の悦子が、編集者の貝塚に対して
校閲部がチェックしたゲラを、作家に丸投げするな!

というシーンがありますが、

校正者にとっても編集者にとっても
「うーん」と唸ってしまうようなシーンです。

 

みる立ち位置が違うので
どうしても誤差が出てきます。

編集者は、本当は監督ですが
実務は助監督のように駆けずり回り
頭を下げ、時には脅し
本が無事刊行され、売れることを見ています。

編集者が森を見ているとしたら
校正者は、葉脈をみているような。

校正者がどんな仕事をするかというと

誤字脱字がないか
史実が間違っていないか
話に矛盾がないか
ストーリーの前後で矛盾はないか
表記の統一が作品に対してどう対応するか
禁則処理ができているか

 

例えば、
「作る」
という言葉は

「つくる」
「作る」
「創る」
「造る」

といった、表記があり。

作家の意図によって

「心が造られた」という表現が

意図的かもしれないし
間違いなのかもしれない

ということを、
すぐに間違いとはせず

これは、「造る」でいいですか?
と、疑問だしをするのも校正の仕事。

編集者が気づききれない小さな疑問も
見つけてくれます。

でもそれを作家と一緒に判断するのは
確かに編集者の仕事です。

 

このドラマでも度々表現荒れていますが
本当に、縁の下の力もちです。

 

作家の表現の完成度を上げる
仕上げることに、貢献してくれます。

 

 

メモ

『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』
2016年10月から12月まで日本テレビ系でテレビドラマ化

『校閲ガール』(こうえつガール)は、
宮木あや子による小説シリーズ。

 

【ブログ記事】
作家を育てる編集者という仕事。「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」2/3
はこちらからどうぞ
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