書籍編集者 城村典子のブログ

本の世界を創るのは著者

私が、会社を独立して、今広めたいと思っていることは、
「多くの人に著者になってもらいたい」ということです。
版元に勤める編集者時代に、
テレビや雑誌、ネットなどでみつけた
「この人すごい!」というような方に
「本を書きませんか」と口説きに回ることがありました。
その仕事自体がいやだとは思いませんでしたが
とても時間がかかります。
著者が協力的であっても「能動的」まではいかないことも多く
労してつくった構成案や、文章サンプルに対しても
できあがってから、いろいろアカが入ったり、
やり直しの手間がかかったり。
一方、本を出したいという方の前で講師をし、
企画書をいただいて話をつめていくと
私が一本釣りしたときの、5分の1の時間で企画が通り
クオリティも高い、というようなこともザラにあります。
ということは、私から一本釣りに行かなくても
「本を出したいと思っている著者」で、かつ
「おもしろいコンテンツを持ってる著者」はたくさんいるのだから
講師をする機会を増やせばいい!
そうこうしていると
さらに、著者自身が、著者道のコツがわかっていれば
さらに手間も軽減するし、
クオリティの高い本が世にでるだろうと思い始めました。
それを促進すれば、
世の中に、もっともっとおもしろい本が増えるはず!
と思っているのです。
出版、本の世界を創るのは
誰でしょうか。
私は
「著者」の「伝えたい」という思いから
本の世界はスタートすると思っています。
そういうわけで、
「私が著者になる授業~編集者とつくる出版企画書~」

ぜひ、遊びに来てください

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