本を出版した人、というのは、華やかに見えます。
立派な人であることは確かです。
出版をしたら、みんな成功している? 仕事はうまく行っている?
実態はどうでしょう?
1、出版が必ず、仕事の成功につながるとは限らない
私が多くの著者の方と付き合っていて感じること。
おそらく、6割くらいの方は、いい効果があるのではないでしょうか?
でも4割くらいは、あまり効果がなかったという人のような肌感があります。
なぜ、こう思うのかというと、
私のところに「出版して、あまり効果がなかった」というご相談が多いのですが、
おそらく、そういう悩みを抱えていても、相談に至らない人も多い
と考えると、4割くらいは、効果がいまいちだったのではないかと想像します。
ものすごいベストセラーになったけれど
講演家になってしまって、実業をやめてしまった。
とか
本を売るために、本業が手につかない
というようなお悩みも聞きます。
なぜ、そうなるのか。
実際、出版を仕事の成果に結びつけるって、結構テクニックも必要なのです。
2、出版を仕事の成果に結びつけるのはいけないこと? いいこと?
そもそも、商業出版というのは、
出版社が、「売れる」と思う商品を書いてもらうために著者がいる。
というビジネスモデルであり。
著者の仕事の成功を願っての本ではありません。
本には、広告が入っていないように
著者の宣伝をするために本があるわけではありません。
本は、パブリッシャー。公器のメディアです。
なので、当然、執筆依頼を受けるときには
商品化のための執筆依頼のわけですし、
基本、企画書が採用されるのも
商品採用されるということです。
なので、
そのことを、よく、頭に入れた上で
仕事の成果に結びつけるのなら
著者の方で、自分の仕事に結びつく、企画・コンテンツを
読者にとってメリットになる企画・コンテンツとして「表現する」
というアイデアが必要です。
3、仕事の成果も上がり、読者も喜ぶ出版がいい双方いい効果をもたらすのが理想
私は、個人的には、
著者の目的も達成し、読者も喜ぶ本。というのを目指しています。
って、ぺろっていっていますが、
この、著者の目的が達成され、著者が幸せになり
読者も喜ぶ本を作る
ということを、とことんやる、全てにおいてやる、っていうのは
出版業界のトレンドからいうと、理解されずらい、というか変な人です。
でも、
本って、もともと、出版社があったのではなく。
「思いを伝えたい人」がいて
それを、「本」という形式にして、沢山作って、配布したわけです。
今の、ビジネスモデルは、「出版社」がパブリッシャーとして、
その思いを媒介するビジネスモデルを作ってくれています。
でも、著者(生産者)がいなければ、本は生まれません。
今は、生産者も一緒に、販売に関わるのも一般的です。
でも、著者が、苦労して、リスクを負って、本を出したのに
自分が、面白い思いをしなかったら
「本なんて書きたくない!」っていう人が増えちゃう。
それは、出版業界には損失だと私は思っています。
「あなたの言いたいことは、読者の知りたいことじゃない」
とは、よく、初心者の企画書が、陥っている状況で、
よくこの言葉は耳にします。
私は、
「そんな言葉にめげずに
自分の言いたいことを、読者の知りたいに転換しましょう!」
と言います。
また、もう一つ大事なのは。
本を刊行したのちの、マーケティングの導線をどう描くか
です。
現在、お持ちの著者の導線に、出版をどう組み入れるか
ここが大きなカギになってきます。
企画を作る段階から、
「コンテンツ」と「マーケティング」の導線を意識して
出版企画を立てる。
著者の思いを、読者の効能に変え
丁寧にマーケティングの導線を描きながら、
本を企画し、書いて、出版社とタッグを組み、刊行して、売る
と
必ず、成果の上がる出版になります。
多様な価値観と、文化があるのは、
人の社会の発展に寄与します。
著者も、出版の知識を持ち
仕事の成果も上がり、読者も喜ぶ出版がいい双方いい効果をもたらす。
そんな時代が来ていると思います
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