タイトルの付け方が分からない! という方のために
出版企画書を作成する上で、非常に重要なのがタイトルです。
ほかの項目がいまいちでも、タイトルさえピカイチであれば出版が決まることも。
そういわれても、良いタイトルを一朝一夕に思いつくのは至難の業。
ここでは、良いタイトル案が思い浮かばない方のために印象に残るタイトルの付け方をお伝えします。
印象に残るタイトルを付ける方法
1.一目見ただけで何の本か分かる
実用書、ビジネス書の場合、一目見ただけで何の本か分かるというのは重要です。
例えば、『イザというときのためのあなたの資産を守る海外投資』
(著:午堂登紀雄/角川学芸出版)という本はタイトルを見た瞬間に
・海外投資について書かれている
・投資といっても「資産を増やす」ことより「資産を守る」ことに重点が置かれている
・ある程度資産がある人(富裕層)向け
の本であることが想像つきます。
たった24字のタイトルにこれだけの情報を盛り込むことができるのです。
少し長くなっても構わないので、「何について書かれている本か」分かるよう意識しましょう。
2.ターゲットを明確にする
読者ターゲットに「これは私のための本だ!」と思わせて、本を購入してもらう方法もあります。
この場合、本の内容よりも読者ターゲットを明確に打ち出すことが大事です。
例えば、『主婦が1日30分で月10万円をGetする方法 かんたん たのしく つづけられ むりなく リスクなし』
(著:山口朋子/さくら舎)という本があります。
本書は、アフィリエイトに関する本ですが、タイトルではそのことについては触れられていません。
忙しい家事の合間にお小遣い稼ぎをしたい主婦の心に届くのはどんな言葉か。考え抜いた上で、付けられています。
3.読者の背中を押すような力強い言葉を使う
たとえ1,500円程度であっても、1冊の書籍を購入するのに悩む人はたくさんいます。
書棚の前に立って「どの本にしよう……」。
そう迷っているときに、読者に力強く語りかけてくれる本は手にとってもらえる可能性が高いです。
例えば、『一瞬で自分を変える言葉 アンソニー・ロビンズ名言集』
(著:清水 康一朗、翻訳:セミナーズ編集部/角川フォレスタ)は
「一瞬で自分が変わるはずない」と思いつつも、ここまで力強く背中を押してくれると
「もしかして変われるかもしれない」という気持ちにさせてくれます。
もし本書のタイトルが「たぶんあなたを変えるであろう言葉」でしたら興ざめですよね(笑)
悩みや問題を解決したいなど、本に救いを求める読者は大勢います。
そんな人たちに一歩踏みだしてもらうためにも、力強い言葉で背中を押してあげましょう。
タイトルの付け方で、編集者・読者の興味は大きく変わる!
印象に残るタイトルの付け方は分かりましたか?
タイトルの付け方一つで、編集者や読者の関心は大きく変わります。
良いタイトルを付けるためにも、可能であれば複数案を作成し、周囲の人に相談したうえで、最も評判の良かったものを採用するのが良いと思います。
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