「1.出版企画書の項目、それぞれ、カンタン解説します!」では、
出版企画書のフォーマットについて解説しました。
各項目については理解したとしても、そもそも出版企画書を書くときには
どういった点に気をつけたほうがいいのでしょうか?
ここでは、出版企画書作成のコツについてお伝えします。
出版企画書を書くときはココに気をつけろ!
1.長すぎる企画書はうっとうしいだけ! 適切な量にまとめよう
出版に対する熱い想いを伝えることは大事です。
ただし、ただでさえ多忙な編集者。
数十ページにわたって想いを綴られてしまうと「結局、何が言いたいの?」となりがち。
思い入れが強いほど、力が入ってしまうのは分かりますが、企画書はシンプル&簡潔が一番。
長さはA4、1枚にまとまる程度にしておきましょう。
2.みんなに読んでもらいたいはNG! 読者ターゲットをはっきりさせよう
よく「一人でも多くの人に読んでもらいたい」と言う方がいます。
その気持ちに嘘偽りはないでしょう。
しかし出版企画書を作成する時点では、「みんなに読んでもらいたい」はNG。
「みんなに読んでもらいたい=誰の心にも響かない」ということになりがち。
特に誰に読んでもらいたいのか。
具体的なイメージを湧かせることで、より相手の心に響く出版企画書を作成できます。
3.出版するだけではもったいない! 発売後のイメージもしっかり描こう
もし出版が実現したら、皆さんの人生はどのように変わると思いますか?
有名人になれる? テレビに出演できる? 印税で生活できる? 異性からモテる?
出版することで、あなたの人生に何かしらの変化が訪れる可能性はとても高いです。
ただし、発売後のことを何も考えずにただ出版してしまうと、
思った通りの変化を得られなかったり、思わぬ悪影響を受けたりすることもあります。
だからこそ、出版実現をゴールにするのではなく、
出版後にどうなりたいのか? をよく考えてほしいのです。
例えば、出版を通じて、自社のお客様を増やしたいと思ったら
自ずと読者ターゲットは決まってきます。
読者が見えてきたら、彼らが興味を持ちそうな内容を執筆すれば良いのです。
出版後のことを何も考えず、ただ“売れそうだから”“ブームだから”
といった理由で出版してしまうと、読者に予想外の印象を与えてしまったり、
本は売れたけど自分のビジネスの加速には
つながらなかったりといったことが起こってしまいます。
そのようにならないためにも、出版企画書を作成するときから、
出版後のことまで明確にイメージしましょう。
出版企画書を通じて、本の完成から出版後までイメージしよう
A4、1枚の出版企画書でも内容は様々。
独りよがりなものから、「なるほど!」と思わずうなってしまうものまで色々あります。
編集者は出版企画書を通して、本の完成から出版後のことまでイメージを喚起させます。
逆にいうと、どんなに一生懸命書いてあったとしても、イメージが湧かない企画書はお蔵入りです。
編集者に「出版させたい!」と思わせる。
そんな企画書を作成できたら、あなたの出版実現もほぼ目前です。
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