よく、セミナーや、個別のご指導の場でも話をします。
『出版企画の採用は、試験の合格とは違います』
なので、
企画書の書き方は、いい方がいいに決まってはいますが、
文章が上手、お手本のようによく書けた企画書であっても、
「編集者が、やりたい」と思う企画でなければ、本は出ないのです。
何か、おもしろい要素があれば
企画書がなくても、本をつくることになることもありますし
逆に、とっても有名なひとでも、つまらない企画だったら本にならないことももちろんある。
本の企画に優等生はないのです。
だから、優等生になろうとするのは意味がないし
むしろ、優等生になろうとしない方がよい。
おもしろい優等生だったらいいですけど、
大概は、おもしろくないですよね?
「そんなやり方したことないよ」
「そんな、大変なところからスタートしたの?」
とか
「そんなことありっこないけど、ありそう」
「よくぞ言ってくれた!」
っていう感じでしょうか?
「嫌われる勇気」
「ある日突然40億の借金を背負う
-それでも人生なんとかなる。」
「たった1日声までよくなる話し方の教科書」
「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」
のような。
思いっきり、わがままに考えて
突き抜けた方が、企画はおもしろくなるのです。
出版企画書は優等生でない方がよい
- 商業出版:企画のヒント
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企画をつくるとワクワクする理由
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