なぜ崎陽軒のシュウマイは冷たいのに売れるのか?

「なぜ崎陽軒のシュウマイは冷たいのに売れるのか?」
中山マコト 著
みらいパブリッシング 刊
https://www.amazon.co.jp/dp/443425572

 

 

 

他と同じことをしても売れない時代。

 

特にビジネスの世界で常識や慣習を意識していてはどうしても他と同じになってしまう。

しかし、崎陽軒のシュウマイのように、
他と違ったことをやって大ヒットした商品・サービスはたくさんある。

 

今ある商品も、角度を変えてみるだけでまったく別の価値が生まれたり、
世の中に受け入れられるものになる可能性を秘めています。

普通にしていたらなかなか気づかない、ヒット商品を生み出すための「発想の転換」について、
マーケター中山マコトが、数々の成功事例をひも解き、指南する。

 

 

崎陽軒のシュウマイは1928年に発売がスタートしました。

 

現代と違って、弁当は冷たくて当たり前の時代です。

 

本来、中華料理の点心は湯気が立ち上る蒸篭で供されるくらい、でき立ての熱々がおいしい料理ですから、弁当に不向きかもしれません。

 

 

もしもそこで、
「弁当が冷たいのは当たり前」と割り切っていたら、今日の崎陽軒はなかったでしょう。

 

当時の店主は「弁当が冷たいのは仕方ない、
それならば、冷たいからこそおいしいと感じるシュウマイを作ろう」とレシピに情熱を注ぎ、
ホタテ貝柱から出たスープを混ぜ込むなど工夫を凝らした独自のシュウマイづくりに
成功します。

すさまじい試行錯誤を重ねた結果、
「かつてなかった新たな価値を持った商品」が登場したわけです。

 

ある一人の男のこだわりや情熱が、新しい市場を作ったのです。

 

 

「これが当たり前だ」だと割り切ったり、
「こういうものだから仕方ない」とあきらめたりすれば、扉は開かれません。

物事を上から見たり下から見たり斜めから覗きこんだり……と視点をかえてみましょう。

その発送の転換がヒット商品を生み出すためには必要なのです。

 

本書は、あなたにそうした「金の鉱脈」を見つける視点を提供するために書かれました。

この視点を手に入れられれば、
その瞬間からあなたの世界は金の鉱脈だらけの世界になるでしょう。

 

 

そしてその活かし方次第では、
あなたも「かつてなかった価値」を生み出す人になるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

*この記事は、ネット上の書評を引用して構成しています

 

 

 

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