「事故物件怪談 恐い間取り」
松原 タニシ
二見書房
https://www.amazon.co.jp/dp/4576180975/
今、映画も流行っておりますが、
こんな本があります。
映画の宣伝を見たときに、
わあ、芸人さんは大変だなーとつくづく思ったのですが、
本を読むとちょっと印象が違いました。
この事故物件に住むことで「生きてる」ことを感じる。
ということ。
本文はびっくりする様なシーンが淡々と描かれている。
ということ。
私が、勝手に文脈をたどると
この著者は、ある種、崖っぷちで生きてきたことが、
自らの才能を開花させ(覚醒させ)
おそらく、この様な体験に耐性のある人だった。
ということなのです。
すごい才能だなあと思いますが、
世の中は、広いです。
人間も、これだけたくさんいるのですから、
いろんな人がいておかしくありません。
この本の編集の経緯はわかりませんが、
多くの場合、
著者の方は、自分の才能には気づきにくい。
ましてや、才能を「読者の読みたい」にするのは難しい。
だから、
この松原さんも、編集者の誘導でこの本が書けたのかもしれません。
*遅筆であったとありますので、辛抱強い編集者さんだったのかも
このことで、私が言いたいのは、
だから、みんな才能を持ってるんですよ!
ってこと。
自分じゃ気づいていない。
でも、版元編集者も、隠れていては気づかないのです。
だから、みなさん、きっかけを出してあげて欲しいです。
昨日の記事の冒頭でもちょっと書きましたが、
一昨日は、版元編集者と、ライターさんと、私と、著者とで取材です。
私は、プロ2人と話し合いながら本が作れるので
とっても楽しいです。
著者にとってもいいですよね。
3人がかりで、料理する。
でも、この方も、単に両手ぶらりで待っていたわけではありません。
私と一緒に、何度も何度も企画書を書き直し、
ご自身の意思で、著者を目指すことをスタートし、
ご自身の力で、私に何十回とフィードバックをもらい
企画書を書き直してきました。
なので、
版元編集長からの質問にも答えられるし
期待にも応えられる資料とコンテンツが用意できる。
こんな場に恵まれることになりました。
どんなに才能がある人も、磨かなくては本になりません。
どんな人でも才能はあります。
でも気づかない。
「出版する」をスタートさせてることで
才能は見つかります。
(終)
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