フランス伯爵夫人に学ぶ 美しく、上質に暮らす45のルール

「フランス伯爵夫人に学ぶ 美しく、上質に暮らす45のルール」
ドメストル美紀
ディスカヴァー・トゥエンティワン
https://www.amazon.co.jp/dp/4799323091/

 

著者は、ドメストル美紀さんという方。

18世紀から続くフランスの伯爵家に嫁ぎ、

ベルサイユにてフランス人の夫、男子二人と暮らしている。

 

日本でも、

歌舞伎役者家系に生まれたら、

お花でも、お茶でも、家元の大家の家に生まれたら、

何百年と続く老舗の大店舗に生まれたら

など、生まれながらの、しきたり、様式があるのでしょう。

 

それが、異国で、

しかも、成人してから習う、倣うというのは、

さぞや大変なことでしょうと思いますが、

でも、生まれた時からその環境だったら、

一体何がすごいのでしょう?

ということですが、

大人になってから体験するので、

それはそれは意識的に受け止められる。

 

だからこんな本ができたりするわけですが。

 

様式・しきたり・伝統、といったルールは、

めんどくさかったり、権威的になったり、

デメリットもありますが、

それだけ長い間、守られていることには意味があります。

 

今の時代、むしろ、そういうものが

案外あっさり、なくなっちゃっていることが

むしろ、生きづらさの原因だったりするのかと思ったりします。

 

例えば、お正月になったら親戚中が集まるとか

仏壇があるとか、年中行事があるとか・・・・。

 

家庭によっては今でもあるよ、という人もいるかもしれませんが、

一般的にいうと、恐ろしい勢いでなくなっている感じもします。

 

めんどくさいけど、

そういうルールがあるから「思考できた」

「問題意識が芽生えた」

「発見があった」

とも言えます。

 

日頃「著者になる」ことをお伝えしていて、

ほとんどの人が、自己流で目指していて

もったいないと思います。

 

例えば、著者を目指す際の

私が考えるルールとして、

*企画書はやたらに送りつけない

*出版社に、どんな本でもいいから本を出させて欲しいと言わない

*編集者を先生だと思わない

が、あったりしますが、

ルールだけを見たら

「なんで? なんで?」というものがあるかもしれませんし、

出版の方法を教える人の中には、

私と真逆を言う人もいるかもしれません。

 

しかし、いずれにしろ、

そういう情報があるのだ。

ということを聞くことで「意識」ができる。

 

そもそも、知らないことは知らないので、

手がかりが必要。

 

だから、著者になるには学習した方が圧倒的に早い。

というのが、私の持論です。

 

楽しみながら、本の世界を知る、著者を目指す。

 

著者である習慣を身につける。

(終)

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