過去の成功体験は、忘れてしまえ。　

「できる人の共通点」
陰山孔貴　著
ダイヤモンド社　刊
https://www.amazon.co.jp/dekiruhito/dp/447810333X

この本は、たくさんの「できる人」をインタビューし
その分析の中から、共通項を見出し、解説をしてくれています。

その数３００人。

濃密な本です

その共通項とは

１　「学ぶことがあたりまえ」だと考えている

２　人生に起きるすべての経験に「意味づけ」をしている

３　独自の「ルール」を決め、習慣化している

４　「運」を大事にしている

５　「試行錯誤」の末に新たな基準を生み出す

６　明確な「判断基準」を持ち、不必要なことはやらない

７　すべては「直感」から始まっている

できる人は、自立していて、
対応する力を持っているのだとわかります。

私が個人的に気に入っているのは
帯の文章

「過去の成功体験は、忘れてしまえ。」

人は、すーぐ、成功体験にすがると感じます。

もちろん、セオリーとしては
試してみて、いいものを残し、悪いものはやめる。
を繰り返して、よくしていくというルーチンは必要ですが

陥りがちなのが
昔の成功体験。

時代はどんどん変わっているのにね〜。
というのは、テレビの中にもよく見ます。

というのを見て
自分もきちんと戒めようと思います。

現在は経営学者である著者は
小学生の頃から、月に１度会社を経営する祖父と
散髪屋に出かける道道に
仕事の話を聞くのが好きだったと言います。

著者が、学者１年目で不安と迷いを持っていた時、
著者の９８歳の祖父（９２歳まで現役の経営者として働いていた）に

「これから何をしていけばいいんだろう」

と問いかけたところ

「いろいろな人に会いに行けばいい」

という答えをもらい
著者はいっぺんに目の前が晴れたのです。

自分の中だけで解決しようなんて方が
もったいない話です。

著者が習得してくれた
共通項を身につけ

さらなる、広い世界に飛び出しましょう

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