書籍編集者 城村典子のブログ

商業出版が採用されるのに必要な編集者の存在

城村の仕事は著者を育成するのがメインです。
一方
青学で編集者指導の授業を持っているほか
今、出版社の編集者育成の課題も持っています。

優秀な編集者さんがコミュニケーターであったり
話上手であるとは限りません。

なので、著者の方に向かっては
著者の方への対応力を求めてきましたし
対応力のある著者は、確実に成功に近づきますから
今後も、そのナレッジや技術は伝えていきます。

なにしろ、出版社がなければ本は出ませんが、
それ以上に、編集者がその気にならなければ
本は出版されません。

でも一方、
編集者の方も、いい著者を獲得するには
企画力、発想力はもちろん
仕事をこなすビジネス人間力も必要です。
(編集者は、プロジェクトマネージャーですから)

本日のセッション
企画書を読んでて、ワクワクして待っていたらドタキャン
あらまあ〜という感じです。

せっかく時間ができたので
ということで、ネットサーフィンしてたら
これが面白い。
やっぱり、余裕があるのは大事です。
以前、タカトモさんが、まだサンマークにいらっしゃった時
セミナーで
「TODOリストをこなしている編集者はまだまだ」
というようなことを言っていました
面白い本はできない的なことだったかと思います。
私も、編集者のみならず
クリエイティブな仕事をする人は
成果に向かって柔軟に仕事をする方が
TODOリストに縛られるより
結果を出せる人になると感じます。
(半分、自分がTODOリストをこなせないので
 おお! タカトモ様 いいこと言ってるという
 多分に自己肯定もありますが)

TODOリストを守らないのは
真面目な人にはリスクと感じるかもしれませんが
それに縛られるリスクの方が大きい
チャンスを失わないで〜と感じます。

真面目だから結果を出せるわけではない
真面目を使うなら、
相手の信用をもらうために戦略的に
使った方がいいです。
編集者は自分の作戦が必要
自分の作戦ができたら
あとは、人タラシになるのが編集者の仕事。
私の知ってる編集者たちも
色々なタイプの人タラシがいます
・優しい人
・鋭い人
・いつも怒ってる人
・いつもぎりぎりの人
結果、この編集者について行きたい!
って思ってくれたらOK
本のクリエイティブは、著者と編集者のコラボ
この二者のタックによって結果が違います。

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