書籍編集者 城村典子のブログ

刊行前に著者がするべき活動とは?【商業出版を成功させるための100の質問】no.6

「著者が楽しくできる刊行後の著者の活動」に関心があります。

ポイントは「著者が楽しくできる」

というところでして、

案外、楽しくやっていない人が多いのが、
もったいない。

その理由としては

出版社からの執筆依頼などがあり
自分に準備なく、
出版社とのやりとりで本の刊行が迫る。

そろそろ。現実味が帯びてきたから
周りに話をしだす。

すると、周りから、本を売るのは著者だよ
と言われて
慌てて、準備をする。

と、あまりいいことがありません。

・・・・・・・・・・・・・

今朝ほども、

以前お友達になってはいたけれど
「いいね」の交流も
メッセンジャーの交流もぱったりない人から

「~新刊が出ます。 ランディングページのシェアをしてください」
というような、メッセンジャーが。

時々、こんなことがあります。

様子を見ると
なんといいますか、余裕のないのか慣れてないのか
そんな感じがひしひしとします。

本を売るのを一生懸命するのはいいのですが、
これでは逆効果。

時折、著者の方々が
同じ、著者同士の素行について、噂をしているのを
小耳に挟みますが、

著者というのは、知名度が上がるだけに
失礼な素行も、静かに広まりやすいと感じます。

・・・・・・・・・・・・・・

とある、ベストセラーの著者は、

まだ、本を出していない時に

「出版の採用が決まる前から、本を出したい」と公言していた」
という話を
私どもの主催のセミナーで話をしてくださいました。

どういうことかというと

「本の採用が決まってから、本が出るというのは、営業になる」

「採用が決まる前から、「本を出したい」というのは
夢の応援隊になる」

この話は、とても象徴的ないいエピソードだと思っています。

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彼氏が。
彼女の機嫌が悪くなっている様子を感じると
不安になって

いきなり「好きだよ」とか
「僕のこと好き?」とか問い始め、

彼女の方は、
今日あった出来事を話しているときに
ものすごく退屈そうに、早く話が終わらないかな
って顔していることに腹が立っているのに、

自分の機嫌が悪くなったことに
突然慌て出し取り繕う

「このタイミングで言う?」
と、ますます、しらけて、
関係がますます険悪になる。

女子からすれば
「なんで、普段からそう言うこと言わないの
「なぜ、このタイミングで言うの」

と、察せない男子に腹がたつわけですが、

刊行前に
「私の本が出ます。
あなた応援するの当然でしょ」 的な連絡が来るのは、

受け取る側は、この彼女の気分と同じなのだと思います。

・・・・・・・・・・・・・

では、本を広めるイメージはいつから考えるのがいいのか
答えは
「企画を考えるときから」

私たちと一緒に出版を目指してくださってる方々には
出版の企画をスタートするところから

本を出した後の理想の状態をイメージして
その状態を達成するためのご自身の行動を考えていただいています

 

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