本をたくさん売るにはどうすればいい?
出版企画書のなかでも、書くのが難しい項目の一つが“本を売り伸ばすためのプラン“。
「え、書籍って出版社が売ってくれるんじゃないの?」と思っていたら大間違い。
もちろん、出版社も販促・営業しますが、採用される企画書の多くは最初から売れる見込みがあるもの。
そして、売れる見込みがあるかどうかを判断する重要な材料が、企画書内の「本を売り伸ばすためのプラン」です。
といっても、「本を売る方法なんて分からない」という方も多いと思います。
ここでは、代表的な販促方法についてお伝えします。
効果のある著書の販促方法とは?
1.店舗、教室、セミナーなどのお客様に購入してもらう
ご自身で店舗を運営していたり、教室やセミナーを開催していたりする人は、お客様や生徒さんに購入を促してください。
店舗がある人は自著の販売ブースを設けたり、セミナー・教室を開催したりしている人は特典として著書を配ったりする方法があります。
特にセミナーや教室などに来てくれる生徒さんはあなたのファン。
ただ購入してもらうだけでなく、口コミで広めてもらったり、レビューを書いてもらったりして、1冊でも多く本が売れるよう協力してもらいましょう。
2.自身のブログやメルマガで宣伝する
ブログやメルマガなどオウンドメディアを持っている方はこれを使わない手はありません。
自著の告知をすることで販売を促進しましょう。
アマゾンの商品ページのURLのほか、読者からの感想や書店で平積みされている様子の写真などがあれば、それらも積極的に掲載していきます。
最初の告知では興味を示さなかった人たちも、売れている様子を知ったら、「そんなに人気の本だったら読んでみようか」と思ってくれるかもしれません。
また知り合いに有名ブロガーやインスタグラマーなどがいましたら、拡散してくれるよう協力要請してみましょう。
強い発進力を持つ人が宣伝してくれたら、その本は瞬く間に売れていきます。
もしまだメルマガもブログもやっていないという著者候補生がいましたら、今後のためにも今すぐ開始しましょう。
3.出版記念セミナーを開催する
セミナーなどの開催経験がない人は、この機会に出版記念セミナーを開催するのも手です。
通常のセミナーに比べて、出版記念セミナーは多くの方がお祝いも兼ねて駆けつけてくれる傾向があります。
編集者や出版プロデューサーなどを招待したら、彼らとつながりたいと考える未来の著者候補が出席する可能性も。
パーティーが盛況に終わりましたら、その様子をブログやSNSにアップすることで、自身のブランディングにつなげることもできます。
セミナーで販売する方法の一つとして、自著を事前に買い取り、セミナー参加者に無料でプレゼントします。その際、セミナー参加費に書籍の費用を含んでおきましょう。
このようにすれば、出席者全員に書籍を行き渡らせることができます。
パーティー終了後は、メールまたは手紙にて出席したくれたことに対してのお礼をしましょう。
本を売ることも大事ですが、売ったあとに読了してもらうことも大切です。
アフターフォローをしっかりすることで、参加者はもらった書籍をないがしろにしにくくなります。
本を売ることも著者の使命!
代表的な販促方法は分かりましたか?
皆さんもご存知の通り、現代は空前の出版不況。本を売るのが難しい時代です。
私も数々の著者を指導してきましたが、自ら行動した著者ほど売り上げ成績も伸びる傾向にあります。
上記の方法以外にも、本を売り伸ばすためのプランはたくさんあります。
先人たちの知恵を拝借したいという方は、ぜひご相談くださいね。
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