出版したいなら、著者用のプロフィール作成が大事!
近年、ビジネスをするにはSNSやブログの運用が欠かせなくなっています。
その際、プロフィールを作成した方も多いのではないでしょうか?
WEB上だけでなく、出版企画書でもプロフィールは重要です。
ここでは、編集者が「この人の本を出してみたい!」と思うプロフィールの書き方についてお伝えします。
出版オファーが来るプロフィールの書き方とは?
1.ただ情報を並べるのではなく、ストーリーを作成する
・19××年 △△県出身
・○○大学卒業
・株式会社□□に勤務
・☆☆賞受賞
・現在の年収は◎◎万円
上記のような経歴や事柄を並べただけのプロフィール。
一見、良さそうにみえますが、これには“著者の人柄・思いが見えない”という大きな欠点があります。
「わぁ、すごいなぁ」と思わせることはできますが、「どうしてこうなったんだろう?」という興味を喚起することができないのです。
対して、ストーリー型のプロフィールとは以下のようなもの。
19××年、△△県出身。○○大学卒業。大手飲料メーカー株式会社□□に勤務後、社内の最貧国再生プロジェクトに興味を持ち、ウガンダの最高級コーヒー豆を使った焙煎コーヒーの新商品を提案。現地の農産部に住む人たちがまとまった収入を得られるよう、一からコーヒー豆の栽培方法を指導。地元の名産・バティック(ろうけつ染め)を効果的に使ったCMから認知度が高まり年間1億本を超えるヒット商品となる。2013年、☆☆賞受賞。14年に退職後、□□□株式会社を設立。コーヒーを中心とした各種飲料水を販売し、現在の年収は◎◎万円を超える。
ストーリーになった分、著者の人間性や温かみが感じられると同時に、「どうしてウガンダ産のコーヒー豆を使おうと思ったのだろう?」、「なぜ一流メーカーで評価されていたのに退職を決意したのだろう?」といった相手への興味が湧いてきます。
このようにストーリーを効果的に使って、読者や編集者の関心を高めていきましょう。
2.著書に合ったプロフィールを作成する
上記のようなストーリー型のプロフィールだったとしても、例えば、上記の著者の本のタイトルが『絶対に失敗しない株式投資の方法』だったら何だか興ざめしませんか?
これは株式投資が悪いわけではなく、自著の内容とプロフィールが一致していないため、「なぜ?」という疑問が湧いてきてしまうのです。
上記の場合でしたら、「コーヒーの作り方」「社会起業家」「一から財をなす方法」などのカテゴリーが当てはまるでしょう。
同じ著者の本であったとしても、「コーヒーの作り方」に焦点をあてたらCMの話はいらないかもしれないですし、「社会起業家」にフォーカスする場合は、最後の「現在の年収は◎◎万円を超える。」といった記述は取ったほうがいいかもしれません。
このように読者や編集者が求めている著者像によって著者プロフィールも適宜変更を加える必要があります。
著者プロフィールで編集者の興味をかき立てよう!
プロフィールが面白いと、それだけで「良い企画になりそう」という印象を持ってもらえます。
そのため、日ごろから編集者の目を引くようなストーリー型のプロフィールをSNSやブログにも掲載しておきましょう。
実績や受賞歴以外にも、どん底時代の経験、失敗談なども盛り込むと、より編集者の興味をかき立てられます。
出版企画書に掲載する際は、著書のイメージに合うようカスタマイズすることも忘れないでくださいね!
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