嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」
岸見一郎 古賀史健 著
ダイヤモンド社 刊
https://www.amazon.co.jp/dp/44780258197

 

 

 

『嫌われる勇気』は、サブタイトルに
『自己啓発の源流「アドラー」の教え』とあるように、
アドラー心理学のわかりやすい入門書です。

 

アドラーとは、20世紀の初頭、フロイトと並んで活躍し、
「個人心理学」または「アドラー心理学」と呼ばれる心理学を創唱した
世界的な心理学者です。
その「アドラー心理学」がまとめられているのが『嫌われる勇気』なのです。

 

まずタイトルの「嫌われる勇気」とは、どんな意味でしょうか?

 

私たちの人生には、色々な苦しみがやってきます。
そのすべての悩みの原因は対人関係だ、とアドラーは言い切ります。
他の人から認められたいという承認欲求を充たすため、
嫌われないように立ち回る生き方は、不自由極まりないものになるからです。

 

そこでアドラーは、対人関係の問題を解決し、
すべての悩みから解放されるには、
「嫌われる勇気を持ちなさい」
ということです。

このことを解説するために、
『嫌われる勇気』では、全体を5つに分け、
アドラー心理学を修得している哲人と、
それに挑戦する若者の対話形式で、
ステップバイステップで説明しています。

 

 

本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、
哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。
著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、
アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、
臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。
対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

*この記事は、ネット上の書評を引用して構成しています

 

 

 

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