新版「続ける」技術

「新版「続ける」技術 」
石田淳
フォレスト出版
https://www.amazon.co.jp/dp/4894518414/

 

ベストセラーでありロングセラー。

 

続ける技術を論理的な視点で解説してくれています。

 

この本をご紹介してくださった方の言葉で印象的なのが

「手順の解像度を上げる」

というものなのですが、

 

さらに、私の勝手な解釈で解説をすると

「解像度が上がると、感度が上がる」

「感度が上がると、伝達力も行動力も上がる」

ということ。

 

どういうことかというと、

ざっくり

 

例えば、

「息子が高校で野球をやっている時、高校野球ファンの熱さに驚いた」

という話をした際

 

「どんなふうに熱いの?」

と問われ

 

「とにかく熱いのよー」と言うより

 

「フェンス越しに、100メートル以上離れたところから

同じユニフォームで、帽子をまぶかに被った選手を見分けられる。

私などは、自分の息子がどれかもわからないのに」

とか

「スタメンのみならず、100人ほどいる選手全員の名前とコンディションと強みを知っている」

とか

解像度が上がってくると、その熱いっぷりがわかってきます。

 

この解像度を上げるというのは、

意識しないと上がらないと思います。

 

自分の中で言語化できている人

あるいは、すぐにできる人もいますが

多くの人は「だって、当たり前でしょ」っていう感覚。

 

知らない他者に

「どうしてそうなのですか?」と問われて

どうやって答えたら、を考えることで解像度が上がっていきます。

 

出版企画を作るというのは、

その本の戦略を作ることですが、

 

自分の知らない相手に対して

「考え・概念」をわかりやすく伝える「本」を出版するための戦略書

それが企画書。

 

出版社の編集者が「この著者と本を作りたい」

と思うのはその企画書で見定めるわけです。

 

本の執筆の段階では

「著者の知見を、わかりやすい

のは当たり前で、 面白く伝える」が重要

 

企画書はその前の考えを整理するワークともいえます。

 

ディスカッションをすることで、

著者の意識の解像度が上がります。

(終)

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