書籍編集者 城村典子のブログ

本を商業出版することで、 親との関係、子どもとの関係が改善

 

本を出版することで、

親との関係、子どもとの関係が改善した

という話を聞きます。

 

父親に対して斜に構えて

口もろくに聞かなかった9歳の長男。

父親が、本を書いてる過程を見ていました。

 

 

だんだん、興味がわいてきて

どうやって、本のタイトルが決まったのか

どのとき、

父親がどう関与したのか

身を乗り出して、父親の話を聞きます。

 

父親は話します。

「明日の社内タイトル会議に提出する前に

著者の印象を聞いておきたい」

 

ということで2つの案をもって、

編集者から連絡があった

 

1 編集者の推す、インパクトのある案

2 ひとつは、社内の重鎮が、推薦してきた無難な案

 

それに対して自分は

「『自分は❍❍さん(編集者)を信じてここまでやってきた』

とだけ、伝えた

 

会議は、編集者がプレゼンをがんばり

みごと1の案で決定。

 

本も、インパクトをもって書店にならび

展開します。

 

子どもは、目をキラキラして話を聞いています。

 

普段家では、おちゃらけて、

いいかげんなことばかり言っていると思っていた

父親。

社会に関与し

世の中に影響のある本を出している。

 

また、本のできる過程を垣間見て

また、父親の判断を聞きいて彼がどう感じたか。

ご想像のとおり

二人の関係が大きく変わります。

 

驚くほど、子どものスタンスが大人へと成長したと

聞きます。

 

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