書籍編集者 城村典子のブログ

あなたが著者になる理由

この1~2週間は、さまざまな著者候補の方と会う機会がありました。
「私が著者になる授業」に受講くださった方々のほかにも
以前担当させていただいた著者の方からのご紹介で
これから著者になろうとされている方など・・・。
出版社の編集者だった時は
私の「なぜあなたは、著者になりたいのですか?」という質問に対して
著者のなにがしかの答えがあれば
それ以上は、つっこみませんでした。
「自分が発見したこと、セミナーで伝えていることを
 もっと多くの方にも伝えたい」
「もっと有名になりたいので著者になりたい」
など、答えていただければ、それが「正解」と受け取るわけです。
今の私の役割としては、
「なぜ、著者になりたいのか」
については、
しっかり考えてもらえるよう寄り添いたいと思っています。
「あなたは、なぜ著者になりたいのですか?」
そう、訊かれてどう答えますか?
いきなりそう自分に問うても、
すぐに正解はでないことがほとんどです。
なぜ著者になりたいのか
箇条書きでどんどん理由を書いてみましょう。
・著者ってかっこいいから
・著者になるとビジネス上のブランド効果が上がるから
・講座のテキストとして本が必要
・友人に自慢したい
・昔からの夢
・自身の事業の信用度をあげたい
などなど。
こんな理由もあった
そういえば、こんなわくわくもあった・・・
些細なことでもいいから、
できるだけ自分の理由を把握しましょう。
その中で、編集者や出版社にプレゼンするときの
公式コメントは用意して
あとの理由は、全部、自分のために持っておいてください。
著者になる理由
それはすべて、著者自身のすばらしい理由だと思います。
それがいつか著者としてのあなたを支えてくれることもあるのです。
社会に対して、署名をして自分の意見や見識を発表する。
当然、
著者はその全責任を負います。
そういうステージに立つわけです。
自分が著者になりたい理由。全部受け止めてください。
そして、自分のミッションとしても
自分のコンテンツは社会に問うべきだと思えるように
「私が、著者になるべき理由」を抱ていてもらえたらよいな、
と思います。

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