書籍編集者 城村典子のブログ

「私が著者になる」 そのワクワクを忘れないで

このブログを読んで下さっているあなたはすでに、
何かの本の「著者」ですか?
これから著者になろうという人ですか?
そもそも、なんで著者になりたいのでしょう?
まわりにいる著者のキラキラした様子をみて?
昔から「本を出す」という夢を持っていた?
それとも、もう、読者が待ってるから、必然に迫られて?
などなど・・・・・
いろいろな理由があると思います。
最初は
「自分が本を書いて出版するなんて。ないない」
と思っていたのが
だんだん
「ハードル高いなあ」
「もしかしたら、やれる?」
「本を出せたらどんな気分だろう!」
きっとそんな「ワクワク」を持ったはずだし
今でも、持っているのではないでしょうか。
でも、実際、著者になって
「現役の」著者であり続ける、ということは大変なことです。
先日、「私が著者になる授業」(第4期)の実践編で
ゲスト講師として参加いただいた午堂登紀雄さんも
何冊目かで、初めて販売に苦戦した話をされていました。
私が編集や企画を担当させていただいた著者も
企画書段階、採用時、打ち合わせ、執筆時、と
苦労する場面を目の当たりにします。
でも、考えてみてください
苦労しない仕事なんてありません。
だから、もし、
「自信がない」とか
「企画書が書けない」「通らない」
「原稿が書けない」とかで
悩んでいるひとがいたら、
そんなことは当たり前、と思いましょう。
「自分はだめかも」と思うのは間違いです。
編集者は「あなたの企画や文章がだめ」と言っているのではなく
改善点を言っているのです。
「著者になる」ワクワクをいつも胸に!
あなたが著者になるのを止めてしまうのは
もったいない。
それを決めるのは
あなた自身しか、いないのです。

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