今回は
『どうしたら本が売れるか』
〜実際の活動と連動させる 沈黙の春〜
です。
プロフィールが一番大事
企画書の中でプロフィールは大事だ
という話をよくします。
いいプロフィールであれば
編集者は、そこから企画を考えられます。
プロフィールが、一番著者としての源泉
大きな基礎です。
良い企画がつくれても
著者が、それの本を書くのにふさわしいひとでなければ
むしろ、その企画は、他の著者に依頼がいくでしょう。
この企画(本)を書くには、この著者が一番ふさわしい
そんな企画とプロフィールの関係がよいわけです。
プロフィールは絞る
この本を書くにふさわしいのが自分である
ということをプロフィールで表現するにあたり
多くの人が、間違えてしまうのが
プロフィールを盛り込みすぎる
ということです。
どこの賞をとった、どういう実績がある
すばらしい履歴を連ねている
でも、一体何がいいたいのかわからない。
すごそうだけど、だからなに?
ただの自慢ですか?
となる。
それより
「ひとつのことに打ち込んできて
途中、挫折もあったが、だからこそ
自分のテーマが明確になり
そのつちかったことを
多くの人と共有して、
悩みを解決したい。
実際、そのコンテンツを仕事にしていて
多くの人に大きな成果をもたらしてきた
将来は、さらに広げてこんなことをしたいと
計画中」
というような流れがみせられるとよいです。
実際、あれやこれややっているのはいいのです。
でも、企画書のプロフィールに書かなくて良い
気の多い人か
言いたいことが絞れない人に見られがちです。
*もちろん、多才であることを表現したいプロフィールだったり、
この著者ありきで企画を考える際は
著者のいろいろな側面を掘り返したりしますので
例外はありますが
実際の活動と連動させる 沈黙の春(物語)
レイチェル・カーソンという人がいます
「沈黙の春」という本の著者です。
1907年アメリカペンシルベニア州生まれの生物学者1960年代に環境問題を告発すします。
高度成長をする世界経済が優先で
日本でも、かつて、水俣病など
現在では考えられないほど、
環境に対して全世界的に人類は意識が低い
農薬についても同様でした。
経済重視、
また、医学・科学の研究も追いつかない。
そんな中、彼女は、環境の中でも
特に、農薬問題に活動を集中して研究するようになり
「沈黙の春」を上梓します
まだまだ、誰も農薬の問題など気にしない中
彼女の動きに、ケネディ大統領が議会で関心を示し、
農薬にたいする人類の考え方が変わるのです。
一心に研究し、情熱を傾け、ひとつのことに絞ることにより、
人類の歴史まで動かす活動になる
一人の最初の一歩は小さくても、こうやって大きな
うねりをも起こすことができるのだと思います。
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