書籍編集者 城村典子のブログ

編集者のテンションを上げると 著者も得する 

 

近頃よいことはありましたか?

私は、今、大きな締め切り前で、緊張と忙しさで
目が回りそうなのですが

 

ふと考えれば

理解をする人が少ない?と読んでた企画が、
版元編集者さんと心が通じたケースが、立て続けに合ったり

アドバイスをお伝えした著者から
見違える企画書があがってきたり、

先ほど上がってきた、原稿が、素晴らしい出来だったり

わあ、こんないいことがあったではないかと
すごいテンションが復活!

いろいろな本の企画、編集、進行をやっておりますと

いろいろな事件もあります。

むしろ、予想通り進むことの方がまれともいえます。

ものづくりをよくする際に、
信頼関係は不可欠です。

一度、ぎくしゃくしだすと、修復が難しい。

だから、多くの編集者は

著者と最初会っての相性が
「あまりよくないな」と思った時は
仕事をスタートサせない」

と言います。

進行して、その予想が、どんどん当たっていくことがあっても
いい裏切りをすることはほとんど皆無だからです。

最高のスタートを切っても、課題は生まれます。

そのときに、どう対処できるかは
信頼関係があってこそです。

そうやって、信頼関係のもと
「向上させ続ける」方向性で取り組んでいると

いいことが起きます。

それは出版社に勤めているときも一緒でした。

テンションの上がった編集者は、どんどん発想が冴えてきて
さらなる可能性を追求します
(それが、編集者のサガだから)

一番、編集者がテンションがあがるのは
良くなっていくことです。

なので、
著者の方は
編集者に媚をふる必要も無いし
迎合する必要もありません。

編集者の求めるものは何かの意図を掴んで、
レスポンスをしていくことだと思います。

一緒にものをつくるチームですから。

・・・・・・・・・

学研編集者、営業部員と学ぶ
「本の世界のみらいをつくる、編集者と著者の関係とは」

5月10日(火)
19時~  五反田、学研本社ビル
参加費 一般3000円  (会員2000円)
詳細はこちら
https://www.reservestock.jp/events/121910

 

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