書籍編集者 城村典子のブログ

編集者に質の高い仕事をしてもらうコツ

「編集者に質の高い仕事をしてもらうコツ」
とはなんでしょう?
今、独立して、出版社の編集者さんたちと一緒に仕事をしていて
つくづく思うのが
ぜひ、この方々には
質の高い仕事をしてほしいということ。
実力を出し切る環境であってほしいと思います。
著者マターの仕事の完成度が、80%であろうと50%であろうと
時には、10%であっても
どうにかするのが編集者です。
(例えば、原稿がボロボロであっても)
でも、
50%の完成度で渡しでも80%の完成度で渡しても
編集者の持ってる時間は、すべての人に与えられている1日24時間しかありません。
50%で仕事で渡されたとしても、編集者の時間が増えたりはしません。
編集者も創る人なので
いい状態で、企画や原稿をもらえると
ビビビビビと、モチベーションがあがります。
私の感覚では
50%の仕事を渡して、編集者が50の時間をつかって
仕事をしあげて、100の完成度をようやくつくるとしたら、
80%の仕事を渡して、編集者が30の時間をつかって
仕事をしあげ、時間は20少なくても
完成度は、200になる可能性は十分あります。
さらに、同じ、50の時間を使ったら、
もっと、本のクオリティが上がるわけです。
著者マターの仕事をしっかりこなると、
予想以上に
編集者が働いてくれる可能性があるのです。

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