「1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365」
デイヴィッド・S・キダー(著)、ノア・D・オッペンハイム(著)、小林朋則(翻訳)
文響社
https://www.amazon.co.jp/dp/4866510552/
大ヒットシリーズ。
365は、説明せずとも読者は1日1ページとイメージを喚起させ、
1年経つとこの教養が身につくように感じさせてくれます。
とてもハードル低く、ベビーステップであることも魅力です。
さて、教養ってなんだって思うのですが、
最近の本では、教養ブームです。
私も、教養の本を仕掛けたいと狙っています。
なぜ今、教養のブームなのか。
昔から、この手の本はありましたが
今時で考えると改めて「未来を考えるヒントにしたい」という現れなのではないかと
思ったりします。
「未来を考えるヒントにしたい」とは、
もしかしたら意識していないかもしれません
なんとなく、読むとヒントがあるとか
読んでみたいということかもしれません。
教養なんて身につけたって、
明日のご飯が食べられるわけでもない。
それより、魚の捕り方や、物売りの方法をわかった方がいいなんて、いう時代もありました。
ところが
もう、世界は飽和状態で、
問題はもっと複雑です。
魚はもう捕り方がわかっても捕れない。
売り方がわかっていても、もっと大きい
市場環境が変われば売れない。
そうすると、望むか望まないかは別として
高次の問題解決をしないと、先に進まない。
今の時代はそんな状況なのではないかと、
感じます。
コロナウイルスだって、先進国だけワクチンで
解決できてたらいいわけではなく
世界のどこかにあれば、
これだけ世界的移動の多い時代なのだから
また、すぐに流行するわけです。
となると、世界は繋がっていて、
本当に高い視点で考えないと解決しない。
という状態にもかかわらず、
一方では、とっても排他的、
近視眼的な思考も横行している、
ということが背景で、
「教養」に興味を持つ潜在欲求があるのでは
ないかと思います。
というのは、
私も、今悩み事があり、
(これは、本当に、当たり前ですが
人というのは、一生悩みからは
解放されないんだなと痛感もしますが)
そんな時に、この本はいい意味でランダムで、
非常に私の思考に合っていて
自分が考えていることがちっぽけなことだなあと思ったりして
解決のヒントがあるように感じます。
執筆陣は
歴史、文学、視覚芸術、化学、音楽、哲学、宗教と分かれ、
「静電気」の隣のページに「ヘンデルの『メサイア』」があったりします。
「生殖」の隣のページに「ベートーヴェン」があったりします。
でも、こんな風に、悩みの解決になるという感覚になるのは、
「悩み」があるからです。
そして、それが解決できると、コンテンツになります。
「悩み」は、著述家としては気づきがいっぱいの
大きなチャンスです。
(終)
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