「超芸術トマソン」
赤瀬川 原平
筑摩書房
https://www.amazon.co.jp/dp/4480021892/
「超芸術トマソン」とは
『赤瀬川原平らの発見による芸術上の概念。
不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。』
ということなのですが、
確かに、ビルの壁面に
昇って降りるだけの階段が
くっつけてあって、入口もない。
とか
唐突に2階の壁面にドアだけある
とか
かつては、何か用があって
作られたのでしょうけれど、
何かの理由で無用になってしまった
ように見えてるものを撮影した写真集。
その愛で方も面白い。
元々、表現や文化というのは、
実用的なことだけで発展したのではなく、
一見、効率化だけを考えたら、無駄?
と思えるようなものも
「美しい」とか「かっこいい」
という理由で発展することもある。
鳥が美しく着飾るのも、
同性を威嚇する、異性から惚れられる
というような目的があるように
人間の文化も、全てに意味がある
のだと思います。
本の出版をするというのも、究極言ったら、
生き死にには直接関係ないことがほとんどかと。
でも、本の出版を目指すことで、
人生が好転するのは、
直接、生き死にに関係ないとしても、
本の企画を考える工程で、
・自分のことを知る
・自分のことを人に伝えられるようにまとめる
・さらに、自分の持ってる(知見・経験・ノウハウ)などが人に価値になるように表現できる。
ということをやることによって、
イノベーションが起きるから
だと思っています。
「下町ロケット」で
ロケット開発に挑戦することで
ロケットのネジを作るチャレンジ・研究で、
一般に使うネジも高度化して、差別化される。
というイノベーションが起こるように、
本の企画を目指すということが、著者の中で、
アクセラレートのきっかけになるのです。
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◆編集後記
だんだん夏に近づいてきますね
(終)
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