しぐさで読む美術史

「しぐさで読む美術史」
宮下 規久朗
筑摩書房
https://www.amazon.co.jp/dp/448043318X/

 

ジェスチャー、しぐさというのは、

コミュニケーションの一つの記号。

 

西洋の絵画などは、

宗教文化の伝達という目的になっていることもあり、

絵を読み解くと、色々な意味が隠されているようです。

 

例えば、最後の晩餐に登場する

キリストと12人の弟子。

13人のポーズが様々ですが、

一人一人のポーズが意味を成しています。

 

裏切り者は誰かと議論をしている弟子たち。

両手を広げて悲しみを表している弟子。

自分は潔白だと訴えるしぐさをしている弟子。

 

映画や舞台でも、登場人物に役割があるように、

絵画に登場する人物たちも、しっかり役割を演じています。

 

フランスの写実主義の生みの親、

クールベの自画像も、

いつも胸をはっていて、

その自信の程を表しています。

 

著者になるということは、

まさしく、著す。表す。

 

私も、よくセミナーなどでも話をしますが。

自分はどういう人物なのか、どういう思想を持っているのか、

という表現は、一つの軸があった方が伝達がスムーズにいきます。

 

スムーズにいくだけでなく、

自分らしさが表現できて、自分の才能が生かされていきます。

だから、自分らしくない表現は避けておいた方がいいと思います。

 

もちろん、デビューの時から明確ではない人もいます。

でも、なるべく自分らしく表現する。

違和感があったら検証する。

 

繰り返していると、表現が磨かれます。

 

編集者は、常に編集しようと思いますから

そのまま自分を表すわけではありません。

 

編集者から「こんな表現をしたら」という提案は

ぜひ、検討すべきです。

 

でも、その時、自分が表現に対して無頓着だと、

編集者と一緒に議論をする、ということが

できなくてもったいない。

 

自分らしさの研究。

 

著者になることで、より自分らしく生きる、に近づきます。

城村と一緒に出版をいたしましょう。

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(終)

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