ラクにのがれる護身術 非力な人でも気弱な人でもとっさに使える自己防衛36

「ラクにのがれる護身術  非力な人でも気弱な人でも
とっさに使える自己防衛36 」
ヒーロ黒木
青春出版社
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「護身術を習ってみたい」と考えたことは
なくはありません。

 

インディー・ジョーンズをみても
マトリックスも
ワイルドスピードも
アベンジャーズのシリーズも
戦って強いヒーロー・ヒロインはかっこいい。

 

そんな映画を見たりすると
かっこいいなあ、
私も敵に襲われた時に戦えるといいなあ
と思いますが、
実際、習うことにはなっていません。

 

ということは、とても平和な世の中なんだ
とも思います。

 

でも、考えておきたいのは
この本の中にもありますが、
「自分を護ることの大事さ」。

 

この本にある
『勝たなくても「負けない」
 臆病な人のための護身術』
これって、めちゃくちゃ大事です。

 

どの程度のリスク回避、保護が自分に必要なのか
ということのボーダーをわかっておくことが
大事なんだと思います。

 

なぜなら、そこまで過剰に自分を守らなくても
いいだろうっていう守り方をするのは
結果、チャンスを見逃す、
相手を傷つけるということになりかねないから。

 

自分を適正に守れるボーダーがどこなのかをわかれば
そこまでは、チャンスを取れる。
そこまでは相手に踏み入れられる
ということなんだと思います。

 

例えば、自分は虚弱体質だから、
旅行は全部断念するのか。
自分の健康との付き合い方をわかれば、
こういう工程の旅行は行かれる
というのがわかったりします。

 

また、失恋が怖いから恋愛はしないんだ
と宣言すれば、恋愛のチャンスはなくなりますが、
相手との距離感、関係性の作り方がわかれば、
どこまで踏み込んで、どこまでだったら撤退するかも
自分を守りながら、チャンスを掴むの加減が見えてきます。

 

避難訓練をすることで、
日常を安心して過ごせるようになる
ということなのだと思います。

 

私は、高所平気症の傾向があり
リスクヘッジが下手。
傷だらけになっても気づかないというリスクはありますが
新しいことに挑戦できる機会は多いのだと思います。

 

でも、だからこそ、私のような人間こそ
この本は必要だと実感します。

 

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(終)

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