生物と無生物のあいだ

「生物と無生物のあいだ」
福岡信一
講談社
https://www.amazon.co.jp/dp/4061498916/

 

2007年の発売のヒット本です。

 

生命とは何かという問いを、歴代の天才科学者の思考を紹介しながら、生命観を語ります。

 

今、新型コロナウイルスは、人類歴史史上、最も有名なウイルスなのではないかと思います。

 

でも、ほんのちょっと前まで流行病があったら、祈祷して治そうというのが、それほど奇異でなかった時代もあるわけです。

 

実際、ガンだって、ちょっと前まで、不治の病だったのが、今は、多くの人が克服されています。

 

と、考えると、今の私たちが知ってることなんて、本当に、ごく一部のように思います。

 

そもそも、人間が知ってることなんて宇宙の全部からしたら、100億分の1にもならないでしょう。

 

また、知識があれば、知ってることにもなりません。

 

子どもの気持ち、配偶者の気持ち、家族の気持ち。

 

さらに、一緒に働く、仲間や、チームメンバーの気持ち。

 

はじめ、関係者のこともわかっていないかもしれません。

 

でも、本は、私たちに、シンプルに知らないことを教えてくれます。

 

また、優れた、著者や、編集の本は、

知らないことを教えてくれるばかりか、

面白く」教えてくれます。

 

そんな贅沢なことを、たかだか1000円前後で手に入れられる。

 

この本なんて、880円です。

 

本という文化を作り上げた、人間というのはすごいと思います。

 

その知識の価値からすると、本は安すぎるのは確かです。

 

今後、ウイルス時代になると、旅行代金が高くなるという説もあります。

 

もしかしたら「紙の本」も今の価格では、提供できなくなる時代もくるかもしれません。

 

また、これだけフェイクニースが増えているので

「本の情報しか信じられない」という時代もくるかもしれません。

 

いずれにしろ、著者の価値は高まる方向にあります。

 

本を出す準備をして、来るべき時代の備をしておくのもいいかもしれません。

(終)

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