書籍編集者 城村典子のブログ

今年、自著を刊行する

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2015年はどんな年になるでしょうか?
また、どんな年にしますか?
1年は過ぎてみるとあっと言う間ですが、
1年で結構いろいろなものが変わりますし、変えられます。
本は、企画通過から刊行まで、ざっくり言うと6か月
企画書から刊行まで、早ければ、8か月くらいで本になることもあります。
とすれば、今、まだ何も話が生まれていなくても
今年の終わりには、自著が刊行されていることもありえる。
刊行はまだでも、今年中に出版が決まっているということも
当然、十分にある話ですよね。
私に
「本を出せる人と出せない人の違いはなんですか?
 1つだけ答えよ」
と問われたら
答えは「あきらめない、思いと行動を継続できる人」です。
私の最近の活動は、
編集者として本を編集・制作することも主体ではありますが
著者の方のご指導の機会が多くなっています。
その経験から
本当にそう思います。
鍵は、「継続」です。
あきらめないだけで、
継続している人は、改善されていきます。
しかし企画書を送っていただき、
2、3改善をお願いして、やりとりをしているうちに
企画書が来なくなるケースがままあります。
出版できるか、できないかは、出版社の判断。
確かにそうかもしれませんが、
その手前で多くの方が、自分で、
「出版の道に進まない」という判断をしてしまっています。
自分が「出版する」と決意したら
その思いと行動をとにかく継続させること
これがもっとも重要な資質なのです。

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