人生を決める「ありがとう」と「すみません」の使い分け

「人生を決める「ありがとう」と「すみません」の使い分け」
七條千恵美 著
アルファポリス 刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4434220578

 

 

 

皇室サーブも担当していた元JALトップCAが実践。2つの言葉がもつ本来の意味を知り、
その正しい使い分けができれば、あなたの人生は劇的に変わる!!

 

人間関係がうまくいき、仕事もランクアップする、
現代に必要な「心」と「言葉」の優しい磨き方。

 

言葉に関しては「以心伝心」、言わなくてもわかると考えがちな日本人ですが、
言わなければ伝わらないことのほうがずっと多いなあとつくづく思います。

 

 

特に伝えたいのは、感謝と謝罪の気持ち。
「ありがとう」「すみません」。
そして「申し訳ございません」。

普段何気なく使っているこの言葉の奥深さを知ることができる本。

 
「ありがとう?すみません?使い分け?
知ってるよ、それくらい。
感謝すべき時に、日本人はついあやまっちゃうってことでしょう」

いいえっ!それだけじゃありません。
この本に書かれた七條千恵美さんの使い分けは、もっともっと、深いんですよ。
本当に。

 
普段「言わされている言葉」がさほど感動を与えないであろうことは、
誰でも容易に想像がつくでしょう。
さらに、繊細な人なら、もしかしたら逆効果になることがあるかもしれないと、
察しがつくでしょう。

 
けれど、「言わされている言葉」がどれほど虚しいか、どれほど悲しいか。
そして、「心からの言葉」がどれほど嬉しいか、人を動かすか。

 
それをここまで書ける人はいないと思います。
客室乗務員として一人一人のお客様と誠心誠意向き合い、さらに教官として1000人以上の訓練生に指導してきた著者だからこの「心の動き」。

どんな言葉の使い方で、どんな風に心が動くのか。

それは決してマニュアルだけではなく、生身の人間として心を尽くして向き合うから得られるその人の、人としてのありようであり、生き方なのだと思います。

 
だからこそ、言葉をもっと生かしたいですね。
言葉は深くて、もちろん、考えすぎると臆病になるだろうし、怖いと思うかもしれません。

 

けれど、それよりも、相手に何をしてあげたら嬉しいだろう、楽しいだろうと考える。

せっかく一度きりの人生で、大事な時間を共有するのですから、お互いに幸せな時間になればと思う。

 

 

 

 

 

*この記事は、ネット上の書評を引用して構成しています

 

 

 

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