「LIFE SHIFT(ライフシフト)100年時代の人生戦略」
リンダ・グラットン アンドリュー・スコット 著
東洋経済新報社 刊
https://www.amazon.co.jp/ook/dp/B01LYGI45
誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。
働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。
目前に迫る長寿社会を楽しむバイブル。
100歳時代の戦略的人生設計書。
世界で活躍するビジネス思想家が示す、新しい人生のビジョン。
みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という
3つのステージを生きた時代は終わった。
では、どのように生き方、働き方を変えていくべきか。
その一つの答えが本書にある。
「2007年に日本で生まれた子どもの半分は、107年以上生きることが予想される」
「いまの文章を読んでいる50歳未満の日本人は、100年以上生きる時代、
すなわち100年ライフを過ごすつもりでいたほうがいい」
セカンドライフを満喫したいと思っている人にとっては酷な内容が書かれている。
そもそも、セカンドライフなんて言葉が存在しなくなるだろう。
60歳で定年してしまっては、
その後の40年という人生を生ききるような経済基盤がない人がほとんどだろう。
これまでは、
20歳頃までの教育のステージ、
60歳頃までの勤労のステージ、
引退後の老後のステージの3ステージが一般的だった。
しかしこれからは、このような3ステージの人生を送ることは極めて難しくなり、
マルチステージの人生を歩むようになる。
20歳頃までの教育のステージで培ったスキルや学んだ知識が、
その後ずっと通用するとは考えにくい。
そのため人は、余暇時間を「レクリエーション(娯楽)」ではなく、
「リ・クリエーション(再創造)」に充てなけれなばならない。
本書では、「変化が当たり前になる」と説いている。
*この記事は、ネット上の書評を引用して構成しています
★日常を豊かにするための本をと出会うメールマガジン★
発行しています
「それでも、日々は輝いて。~本と一緒に歩こう~」
ぜひ、ご登録ください
コメントを残す