高草木陽光 著
左右社 刊
この本で著者は、
ケンカをしない夫婦がいい夫婦ではない
いいケンカをするのがいい。
ということを伝えてくれています。
私も最初の結婚時には
相手へのこだわりを持ち続けることを
やめてしまったことが、
離婚の原因の一つだったんではないかと
思ったりしています。
夫婦は、血縁がないわけですから
双方で関係を作る努力をすることが必要なのだと
思います。
夫婦の関係は、近いからからこそ
甘えすぎたり、甘やかしすぎたり、
依存しすぎず、させすぎず
協力し合いながら、いい関係を作る。
夫婦関係を維持することを考えるのは
人間を成長させるいい経験だと思います。
なーんて言っていますが、
私の日々は、
体の血が全て逆流してるんじゃないか
って言うくらいムカつくこともありますし
絶句するくらい相手に対して呆れてることも多々あります。
当然綺麗事ではありません。
でも、だから面白いので
感情に流されず、相手の人間観察と
自分の人間観察の場だと考えると案外楽しいものです。
そして、それの観察にとーっても役立つのがこの本です。
で、さらに、もう一言付け加えると、
参考にした上で
最後は、その夫婦の間の回答があると言うことなのだと思います。
他人が何と言おうと、他の夫婦がどうであろうと
自分たちが納得していれば、
他人の関係性を、参考にするにしても、真似なくてよいわけです。
そんな、オリジナルな関係性が
二人の誇りになるようにも思います。
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